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六味丸の最近の当店動向

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2016067

薬剤師プロたん
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さて、本日の処方解説は六味丸。(ろくみがん)

市場ではメインである八味丸(八味地黄丸)を凌駕する勢いで男女ともに人気があるようです。

当店では小粒丸剤ではウチダ、杉原、栃本。
エキス細粒では松浦、三和、小太郎などほとんど大手の製品を網羅しております。

腎陰虚、のぼせ、老化防止の漢方と言えば、やはり「六味丸」でしょう。
加減方も存在しますが、とにかくベースとなる「六味丸」が基本と考えています。

さらに手足煩熱と言い、就寝時に手足が火照り布団から手足を出すタイプ、喉がやたら渇くタイプ(口渇)などにも効果的です。

【六味丸の最近の当店動向】

■当店に関し、近年は圧倒的に六味丸の証の方々が多いのではないかと感じております。

実は医療用漢方製剤において、かなり病院では附子入り(つまり八味地黄丸)が繁用されているようで、なにか「逆火照り」のような状態で当店に来られる方も
少なくありません。(真っ赤な顔をされて)

六味丸の証の患者にもかかわらず、真逆の処方を出されるドクターもいらっしゃるのかと。。。
そのような方々へ小生が「六味丸」にスイッチするよう説得するケースも最近は多く、自然に処方例も多くなったということでしょうか。
これ以上は嫌味になりますので、申しませんが。

■六味丸の単独処方では割と少なく、他の方剤との併用事例が多いと思います。
(あくまでも当店での話です。)

【老化の予防に六味丸】まとめ

下肢が疲れやすく、疲れると手足がほてり、口が渇くものに使います。

このような方ののぼせ、目の充血、寝汗、腰痛にも使用できます。

(六味丸と八味丸の用い方)

■六味丸は腎陰虚証(腎を冷やす物質の不足)に用います。
陰虚(熱の症状があらわている場合)

■八味丸は腎陽虚証(腎を温めるエネルギーの不足)に用いる。
陽虚(冷えの症状があらわている場合)

【六味丸の証】

(重要)

◎皮膚は赤みを帯びて顔色も赤い。体が熱っぽく、手足がほてる。

◎体が乾燥傾向で、やせてくる。口が渇き、舌も乾き、口唇も乾燥して裂けることもある。

◎尿量は少ない。よく水を飲むのに尿量が少なくて、その色は濃い。

◎大便は硬く乾燥性で、便秘しやすい。

【六味丸の加減方】

■六味丸に附子(ぶし)・桂皮(けいひ)を加えて 八味丸(八味地黄丸)(はちみがん)

→ http://www.protan2.com/gan/archives/55
■六味丸に枸杞子(くこし)・菊花(きっか)を加えて 杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)。

→ http://www.protan2.com/archives/15447

■六味丸に五味子(ごみし)・麦門冬(ばくもんどう) を加えて味麦地黄丸(みばくじおうがん)。

→ http://www.protan2.com/kota2005/archives/1394

【処方構成】6味

地黄・山茱萸・山薬・牡丹皮・茯苓・沢瀉

【配合生薬の特徴】

地黄(じおう):ゴマノハグサ科ジオウ属植物の根茎です。
乾燥させたものを「乾地黄」、蒸してから乾燥したものを「熟地黄」と言います。
補血(ほけつ)、強壮、止血、滋潤(じじゅん)などに効果があります。

山茱萸(さんしゅゆ):ミズキ科サンシュユの種子を除いた果実を乾燥したものです。
滋養強壮、収れん(しゅうれん)、止血、鎮痙(ちんけい)、鎮静、抗アレルギー、利尿などに効果があります。

山薬(さんやく):ヤマノイモ科ナガイモの周皮を除いた根茎を乾燥したものです。強壮、強精、胃潰瘍、食欲不振、糖尿など幅広く効果をあらわし、俗に「天然ホルモン」と呼ばれ、「若返り」の生薬とも言われています。

牡丹皮(ぼたんぴ):ボタン科ボタンの根の皮を乾燥したもの。
血中の熱をさまして活かす作用を持ちます。
消炎、止血、鎮痛などに効果があります。

茯苓(ぶくりょう):サルノコシカケ科のマツホド菌の菌核を乾燥し外皮を除いたもの。伐採されて数年を経たアカマツやクロマツの根に寄生。
地中深さ20~30cmあたりに塊状の菌核を形成します。
利尿作用、健脾(けんひ)、滋養、鎮静、血糖降下などに効果があります。

沢瀉(たくしゃ):オモダカ科サジオモダカの根茎を乾燥したもの。
水分代謝を調整し不要な水分を排泄する作用を持ちます。
利水(りすい)、止渇(しかつ)などに効果があります。

【配合生薬の薬理】

本方は三補、三瀉の処方であるが、あくまで地黄、山茱萸、山薬の補薬が中心(特に地黄)である。

三補の働きは腎陰(あるいは腎精)を補い、発育の促進、老化の抑制を助ける。

牡丹皮、沢瀉、茯苓の三瀉の役割は、余分な熱や水滞を取り除いて補薬の効果を高め、処方全体の薬性を穏やかにし、長期服用を可能にする。

【六味丸の特徴及び類方】まとめ

六味丸(ろくみがん)
腎陰虚のファーストチョイス。発育障害(小児)や
老化の予防に使われる。

http://www.protan2.com/gan/archives/67
杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)
六味丸に目の疲れ、かすみや充血をとる枸杞子・菊花を加えて、
六味丸タイプに目の症状を伴うものに使われる。

杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)はかすみ目、つかれ目、のぼせ、頭重、めまい、排尿困難、頻尿、むくみ、視力低下などに。
他社との違いは、丸剤ではなく服用しやすいサラサラした細粒。成分の「目に良い」菊花やクコ子をより多く配合しているとのことです。 私も最近は業務上OAを使用する頻度も高まり、眼精疲労でいつも目がしょぼしょぼ・・・。高齢ゆえ早速当製剤を導入したいきさつがあります。特にドライアイに有効です。

八味丸(八味地黄丸)(はちみがん)
腎陽虚のファーストチョイス。腰から下が冷えると重だるく、
夜間排尿のある方に使われる。

http://www.protan2.com/gan/archives/55

牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)
八味丸にむくみ、しびれをとる牛膝・車前子を加えて、
働きをさらに強化した。

ウチダの原末・牛車腎気丸(げんまつ・ごしゃじんきがん)500g
ウチダの原末・牛車腎気丸げんまつ・ごしゃじんきがんウチダの牛車腎気丸が新発売されました。原末をそのまま使用した(丸剤・エキス共に)牛車腎気丸は、日本初の発売となります。突然!久々の大物商品の発売で、ちょっと驚きました。。ウチダ和漢薬さんの丸

【各大手メーカーから発売されている製剤と価格】

六味丸の処方で、当店で取り扱っている製剤。

六味丸
https://www.pro-drug.com/cart/gsearch.cgi?word=%98Z%96%A1%8A%DB&and=

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この記事を書いた人
有限会社 プロドラッグ

有限会社プロドラッグ 創立:1991年6月10日 所在地:〒198-0052東京都青梅市長淵5-543
代表電話:0428-25-8682 代表ファックス:0428-25-8683 代表e-メール:pro@protan2.com 
直営店舗:薬のプロたん/営業時間:月曜~金曜 10:00~17:00
(土曜・日曜・祝日・年末年始・お盆休暇を除く)許可番号:第5228090278号
管理薬剤師:遠藤啓太 登録番号:第142990号
登録販売者 田中しげ子(店長)登録番号:第13-09-00343号
特定販売届出:第5228090278号 管轄:西多摩保健所(東京都)
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プロたん漢方メルマ2・抜粋・薬剤師解説