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「もうちょう」もとい「虫垂炎」物語

どぉ~もです。。

「もうちょう」もとい「虫垂炎」物語

あの人が「もうちょう」で病院に入院しているらしい・・・・。と、今でもよく耳にしますね。
別に会話としては通じるので、それはそれでよいのですが・・私も日常会話でよく使用します。(笑)

その昔、盲腸炎と呼ばれていた経緯もあったが、疾病名称は妥当ではなく、正式に「虫垂炎」と呼ばれる。
つまり、「もうちょう」もとい「虫垂炎」・・・ですね。

盲腸末端の約7~8cmの長さの突起物、虫垂。
その内部が何らかの原因??で詰まり、二次的に細菌感染症を併発したのが虫垂炎。困ったもんですなぁ~

その原因は「これだ!」ということは無く、「何らかの原因で・・・」というのが大筋であろう。あくまでもアバウトだ。
以下4つの想定はあくまでもワシの私見ということで・・・。

1.リンパ濾胞の過形成(リンパ小胞ともいわれ、リンパ球をつくっているところの増殖過多)
2.糞石(恐竜の糞化石ではありませんよ。文字通り人糞の石。口から飲み込んだ異物や髪の毛などがカチカチに固まったもの。)
3.食事中の食物繊維の過摂取(この件については、反論があると思うが、食物繊維は適度に摂取するのが良しとすべき。)
4.その他いろいろ(つまり、運、不運もありますね・・・・。汗)

余談:スイカの種やゴマ理論・・・昔から耳にするが、単なる迷信と切り捨て難い。しかし、肯定もしない。ゴマは体に良いので摂取するようにしている。笑
余談2:昔の話。。病院勤務時代、夜間当直時に同僚薬剤師が腹痛・脂汗まみれ。。緊急オペとなった。術後、彼がマジな顔をして・・ぶどうの種を飲んでいたせい。。医師はもちろん否定。
余談3:当店のめいちゃん(猫)は毛がムクムクなのに、何で虫垂炎にならないのか?そう言えば・・ちゃんと定期的に飲み込んだ毛玉を吐いている。凄いね本能って。もっも、猫の虫垂って凄く小さいそうな。

■虫垂炎は従来から好発年齢は、6~30歳の傾向と言われてきたが、この高齢化社会に至ってはそうでもなさそうだ。
過日、弊社社員のお母様(50代)が急性虫垂炎で地元の医療センターへ入院された。驚

ちょうど偶然にも弥生が遊びに来ていたため、発見が早く難を逃れた。そういえば・・弥生が過去ワシが腹痛で倒れて時には「馬っ鹿みたい。。」と笑ってたな。。ま、いいかっ。

当初は圧痛点や他の所見が乏しく、非常に判りにくい状況の模様であったと聞いた。当人は嫌がったが、なんとか説得して病院搬送し緊急オペに至ったそうである。

■彼女が言うには50代、60歳以上での発症例も「有り」で、特になにかと生体反応の遅い高齢者の場合は要注意である。
ワシもうかうかできんな。。汗 生体反応としては、すぐにカッと頭にくる敏感な方ではあるが、反比例して体は確かに鈍くなりつつあると自覚している。

なお、男女差については特に無いとされている。

■ほとんどが急性虫垂炎が多く、近年における腹症の中でも頻度が高く、なんだかんだ言っても現状もオペ事例が多いのが特徴。

■前述したように発症当時の所見は実に難解であり、とても素人の判断では無理と考え、早めに医療機関への救急搬送が正解であると私は思う。
その理由として、類似症状の疾病には腸炎、大腸憩室(けいしつ)、卵巣腫瘍、子宮外妊娠、周辺臓器の炎症などなど数え切れない程の候補があるからだ。
専門医による触診、血液生化学、エコー、CTなどによりこれを確定する。(昔は医療機器が乏しく誤診があったが、近年はほとんど無いと言ってよい)

■従って、ご家庭においては当疾病に関しての理解は重要ではあるが、たまたま家庭に置いてある抗生剤(残薬)や、市販の鎮痛鎮痙胃腸薬などは独断でやたらと飲まない方が良い。
虫垂炎が悪化し穿孔をきたし、腹膜炎をきたす事例もある。


■触診のポイントの一つとなる圧痛点にはいろいろあるが、著名なのはMcBurney(マックバーニー)点だ。
右下腹部、特に臍と右上前腸骨棘(みぎじょうぜんちょうこつきょく)を結んだ線上で棘より概ね5cm。又は結んだ線上の右3分の1の点。

※右上前腸骨棘・・・右腰骨の最も飛び出したところ。

なお、甚だ余談ではあるが・・・肥満体、特におなかに脂肪が極端についているケースでは判別しにくい。オペ時にも困難を極めることは明白。
言うまでもなく平素から「ぷろたんの漢方」で心静かに養生し、気になる腹部の軌道修正を図ろう。(ちょい当店のCMでした。汗)

 

■同部位の腹壁に筋性防御という腹筋が緊張して腹壁が硬くなる症状が出現。

■Blumberg(ブルンベルグ)徴候の出現。反跳痛〈はんちょうつう〉とも言われてますね。
(腹壁を静かに圧迫後、急に圧迫をとると顕著な疼痛)このケースでは、限局性腹膜炎を併発している可能性が大。

【まとまりのつかないまとめ】

以上、つらつらと記述してしまったが、
俗に「もうちょう」と呼ばれる虫垂炎は、明らかに腹膜刺激症状や画像診断上、虫垂中の糞石や腹膜炎の所見が認められれば緊急オペの適応と考えて良い。
逆にこれらのない軽症のいわゆるカタル性の虫垂炎の場合には原則入院し、禁食、投薬(抗生剤と輸液)でたいていは済む。
従って、早期発見、早期治療が功を奏し、大事が小事で済むに越したことはない。

昔は医療機器が少なかったので、「もうちょう」と言えば即オペの対象ではあったが、現在では高度な医療技術もあり、やたらと切らない。

小児科領域においても虫垂炎についての研究は日進月歩しているようだ。
ここ青梅市に至近の埼玉医大小児外科が10年前から進めている急性虫垂炎に対する術式:臍部one trocar法は医療界で注目されていて興味深い。
無断リンクで申し訳ないが一部ご紹介しておきます。

『腹腔鏡補助下虫垂切除術(臍部one trocar法)の評価と今後の意識度調査の在り方』
http://ci.nii.ac.jp/naid/110007467523

たかが「もうちょう」。されど「もうちょう」
虫垂炎は、決してないがしろにできないごく身近な疾病であり、誰でもどこでも24時間365日『今そこにある見えない危機』と再認識すべきである。

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プロフィール
この記事を書いた人
管理薬剤師 遠藤

プロドラッグ代表取締役/薬のプロたん・管理薬剤師/腑侶鍛漢方医学研究所・所長/昭和24年生/元病院薬剤師/神奈川県平塚市、横須賀市、横浜市、東京都目黒区等転居/東京都青梅市現住/趣味:古代史研究・神道研究・ネット散策・知らない町ウォーキング・写真・バイク・男の料理等/健康管理:西洋医学+東洋医学+漢方医学にて養生/悪性胸膜中皮腫(アスベスト被曝)を患い闘病中/座右の銘:日1日が余生

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