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梅核気(ばいかくき)が多い春。

不安障害
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春は梅核気(ばいかくき)が多い季節。半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)

小生が申すまでもなく、今年の春は本当に寒い。
関東地方は晴れ間がこれからやや増えるとニュースを見ましたが、
3月を中旬近くになっても北海道、東北、北陸側は寒波で大雪とは、本当にお気の毒です。

さて、芽吹く頃になりますと必ずご相談が多くなるのが「自律神経失調」や「不安神経症」のご相談です。
天候のいかんに関係なく、春の人事異動や、転勤など学生さんもいよいよ新学期の準備など、親を含めていろいろと神経をお遣いになられる時期でもあります。
特に4月~5月末頃にかけては、このような自身を取り巻く環境の変化になかなかついていけず、ストレス加重でダウン。
あなたも少なからずもご経験がありませんか?

このような時に、当店でよくおすすめするのが「半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)」という処方です。

なんとなく気分がふさいで、咽喉・食道部に異物感があるケースをよく伺います。
これを「梅核気(ばいかくき)」と言って、ちょうど梅の種が喉に痞えた感じが継続した状態をさします。

これはヒステリー球、神経性咽喉頭部狭窄症ともよばれており、病院で検査をしても病理学的には確認されません。
中医学では、「肝鬱気滞痰凝、咽部痰気互結」によって起こった病気と位置づけているようです。
気というものが長期間鬱滞し、痰を生じ、痰は気と一緒に経絡に沿って咽喉に留まるということでしょうか。

いずれにしても、半夏厚朴湯の証は、この梅核気(ばいかくき)が鑑別のポイントの一つと言えましょう。
さらに、動悸、めまい、嘔気(吐き気)などを伴う不安神経症、神経性胃炎、つわり、せき、しわがれ声などに用いられます。

ある日、当店の漢方相談で、声が思うように発声できない。
特に勤務中になると声が枯れてうまくお客様と応対できないと、某旅行者の窓口カウンターを担当している女性のご相談がありました。
非常に繁忙な会社の業務であり、ストレスが多いと伺いました。

また、男性の方で、今まで内勤を長年やってきたが、この春から不慣れな営業職の部門に回され、原因不明の動悸やめまいに困っている。
病院では「自律神経失調症」の疑いと診断を受け、悩んでいる方などさまざまです。

まずは日常生活に配慮し、十分な睡眠をこころがけ、ストレス解消の「運動」などが必要なことは私が申すまでもないことと思います。
食生活では、刺激物や脂っこい濃厚な食事をなるべく避け、なるべく野菜ものや海産物、消化の良いものを推奨いたします。

漢方薬では半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)を推奨いたします。

各社発売しており、いろいろアイテムも存在します。ご予算に応じて検討ください。

→ https://www.pro-drug.com/cart/p0/in.cgi?no=12

 

理気利心

プロフィール
この記事を書いた人
管理薬剤師 遠藤

プロドラッグ代表取締役/薬のプロたん・管理薬剤師/腑侶鍛漢方医学研究所・所長/昭和24年生/元病院薬剤師/神奈川県平塚市、横須賀市、横浜市、東京都目黒区等転居/東京都青梅市現住/趣味:古代史研究・神道研究・ネット散策・知らない町ウォーキング・写真・バイク・男の料理等/健康管理:西洋医学+東洋医学+漢方医学にて養生/座右の銘:日1日が余生

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