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ストレス過重などによる肝気鬱結(かんきうっけつ)に使用する漢方。

症状別漢方
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ストレス過重などによる肝気鬱結(かんきうっけつ)に使用する漢方。

人間生きている限り、ストレスはつきものです。

特にストレスが強くなった場合、肝の疏泄機能(疎肝)が失調し、気の流れが滞る(鬱滞)ことがあります。感情にも変化を生じ、酷く怒りっぽくなったり、又は逆に落ち込んだり、さまざまな症状があらわれます。仕事ができ、私の経験では几帳面な方ほど「気滞(きたい)」を生じるようです。

 

梅雨時期(高温多湿・不快指数上昇)とか、又は会社の決算時期などの業務に関わるスタッフ等にも十分言えることかも知れません。日々仕事と数字に追われ、あるいは責任あるポストの人ほど、疎肝が順調にいかず、体調を損なうケースも少なくありません。この初期的段階の証を「肝気鬱結(かんきうっけつ)」と言います。

 

当店の漢方療法としては四逆散(しぎゃくさん)に理気効果のある香蘇散(こうそさん)を加味することが多いと思います。但し、ストレスが強く、継続する場合、個々の証により一筋縄ではいかない場合は柴胡疎肝湯(さいこそかんとう)にするケースも近年増加しています。例えば仕事の内容に留まらず、職場の人間関係やご家庭内でのトラブルなどいろいろとあると思います。

 

 

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【柴胡疎肝湯について】

●柴胡疎肝湯 (さいこそかんとう)は四逆散(しぎゃくさん)(柴胡、芍薬、き実、甘草)に、川弓(せんきゅう)、香附子(こうぶし)、青皮(せいひ)を加えたものです。

●柴胡疎肝湯 (さいこそかんとう)は、この四逆散のタイプで、さらに気の鬱滞が強く、胸、脇、腹が痛むケースに用います。

●四逆散に川弓、香附子、青皮を加えると必ずしも「強い処方」という意味ではなく、四逆散の使用で効果が緩慢の時に、切れ味の良い柴胡疎肝湯 (さいこそかんとう)に変更するのも一つの選択肢と考えています。

●例えば、四逆散タイプで肝気が胸脇部で詰まって痛みがあり、あるいは衝逆(つきあがる)して頭痛や肩背が強ばるものによいとします。

 

【構成生薬の作用機序】

主薬は疎肝解鬱(そかんげうつ)の柴胡(さいこ)となります。

柴胡(さいこ)・芍薬(しゃくやく)で肝気が上昇するのを防ぎ、川弓(せんきゅう)は活血つまり体を温めて血行を高め、

香附子(こうぶし)・き実(きじつ)は行気、つまり気を調え運行をよくし、甘草(かんぞう)は芍薬(しゃくやく)や香附子(こうぶし)と協力して鎮痛作用を増強する。

これに気滞を改善し左脇痛(膵炎による痛みなど)によく使われる青皮(せいひ)を加えたものです。

【柴胡疎肝湯 (さいこそかんとう)の応用】

多くの症例に用いられています。

当店では日々バリバリ働かれている男女のタイプに事例が多いかと思います。

特に女性の場合、生理直前のイライラや胸の張りのようなPMS(月経前緊張症候群)にも。
さらに働き盛りの中年の男女など、自律神経失調症の方々にも用いることもあります。

まさに現代は、ストレス過重社会。今後は当処方の事例が少なくなることは無いと考えます。

柴胡疎肝湯 (さいこそかんとう)はストレスなどによる肝気鬱結(かんきうっけつ)に。
柴胡疎肝湯 (さいこそかんとう)はストレスなどによる肝気鬱結(かんきうっけつ)に。平素はアクセスを賜り感謝いたします。当店では近年、すっすりと定番の方剤になりました柴胡疎肝湯について解説いたします。【柴胡疎肝湯 (さいこそかんとう)という処