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頭痛・脳過敏症候群と漢方療法

症状別漢方
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頭痛・脳過敏症候群と漢方療法

頭痛は日常生活においてごく身近な自覚症状です。


風邪の初期症状の頭痛から、ストレスや睡眠不足から生じる頭痛、さらに慢性的な偏頭痛や突発的な重篤な頭痛とさまざまです。
西洋医学においては、慢性頭痛に対応しての鎮痛薬の常用は脳過敏症候群への移行を警鐘し、特に片頭痛、群発頭痛に対応しての専門治療と薬物療法が進化しつつあります。

原因不明の頭痛は、まず医療機関の診断が優先され、特に大きな病変がみられないと診断を受けるも、繰り返すようであれば一度漢方療法も考慮すべきと考えます。

漢方療法の「頭痛」の位置づけとしては、気・血・水の理論から水毒、お血の偏在を調整し、気が正しく巡らず、逆行している「気逆」を改善する漢方薬を用います。
漢方薬の利点は頭痛だけでなく、冷えや胃腸虚弱、肩や首のこりなど他の症状も穏やかに改善されるという大きな特徴があります。

現在、注目されている病変として「脳過敏症候群」が挙げられますが、一説には長期間での合成鎮痛薬(主に市販)の乱用による薬物乱用頭痛に関連するとも言われております。
(自覚症状として、片頭痛・はきけ・めまい・耳鳴り・光線過敏など)

今日は、頭痛の種類・原因と最近の病院治療、そして最後に当店での汎用漢方処方をご紹介いたします。
★頭痛の種類と原因、治療法★

頭痛には、いわゆる慢性頭痛と言われている「一次性頭痛」と、
他に元となる疾病があり、ケースによっては重篤な原因で起こる「二次性頭痛」とに大別されます。

特に「激しい頭痛」に関しては「二次性頭痛」のこともありますので、すぐに医療機関へ受診をされるなど注意が必要です。

一般的には、一次性頭痛なのですが、自身の頭痛のパターンは概ねどれに該当するかは平素から把握されておいた方がよろしいと思います。

【一次性頭痛】

■片頭痛

・こめかみや目の周囲、首の後ろなどズキンズキン。
・発症頻度は個人差あり。
・光、音、臭いに過敏になる。
・市販の鎮痛薬の常用により、悪化する例が多い。(薬物乱用頭痛)
・放置悪化すると頭痛頻度が増加し、耳鳴り、めまい、不眠なども併発しやすい。(今注目されている脳過敏症候群)
・さらに放置すれば、脳血管の内皮細胞に損傷を起こし将来の脳梗塞発症頻度が高まる。
・第一選択薬は、トリプタン製剤の早期服用(セロトニン受容体に作用)。
・近年は片頭痛の回数や重症度を低下させる予防薬が既に存在する。(専門医へ受診)
・心がけること:生活リズムの改善。緑黄色野菜を豊富に摂取。
■群発頭痛

・「差込み」のようにほぼ激痛。
・主に片目の奥、首筋に発症。差し込むような激しい痛みを起こす頭痛。背中の血行不良が顕著。
・年に不定期、発症すると連鎖的に痛む。
・近年は男女共に喫煙者に多い。
・原因は自律神経の調節を行う体内時計が関与。(学説:首の動脈を取り巻く三叉神経)
・第一選択薬は、トリプタン製剤イミグラン注射。
・心がけること:禁酒、禁煙。
■緊張型頭痛 ※当店の外来相談では非常に多いです。

・長期間継続する痛み。
・首から後頭部、こめかみが締め付けられるような頭痛、ひどい肩こり。
・長時間のパソコン、不安、ストレスなどにより誘起。
・片頭痛と緊張型頭痛との合併例が多い。(トリプタン製剤と、筋肉ブロック注射を併用することもある)
・心がけること:体操を生活に取り入れる。リラックス。マッサージ。
■薬物乱用頭痛

・鎮痛薬の長期連用による弊害(今注目されている脳過敏症候群)
・鎮痛薬への依存度が強いほど頭痛頻度、症状が激しい。
・現在の鎮痛薬の服用中止。予防薬を中心とした治療にスイッチする。(専門医へ受診)


【二次性頭痛】 要注意!

・いつもと違ったパターンの頭痛。
・初めて感じる頭痛かつ時間の推移と共に悪化傾向
・くも膜下出血、脳梗塞、脳腫瘍、慢性硬膜下出血、髄膜炎、三叉神経痛、甲状腺機能低下症、低脊髄液圧症候群、帯状疱疹などを想定。
・脳神経外科又は救急外来に即時受診
・CT、MRI検査により、早急に専門治療を要する。
★頭痛・脳過敏症候群と漢方療法★

頭痛の特徴やその人の体質に合った漢方薬を使用することで、鎮痛薬の量を減量又は飲まないでも済むようになることが多々あります。

※但し、当店では群発頭痛や重度の薬物乱用頭痛のタイプには当初から漢方療法は無理と判断し、近医をご紹介しています。
※また、明らかに二次性頭痛であるケースの場合には言うまでもなく医療機関が優先されます。

当店でよく用いられる処方(あくまでも処方例)

以下、処方例が多くて迷うところですが、実際の当店漢方外来の処方データーによると、三和の半夏白朮天麻湯(はんげびゃくじゅつてんまとう)の錠剤タイプがダントツで一番人気となっています。
ぜひ、製剤のご紹介をご覧ください。

◎呉茱萸湯(ごしゅゆとう)
※体力中等度以下で、手足が冷えて肩がこり、ときにみぞおちが膨満するものの次の諸症:頭痛、頭痛に伴う吐き気・嘔吐、しゃっくり
https://www.pro-drug.com/cart/goodslist.cgi?in_kate=200-4-19

◎桂枝人参湯(けいしにんじんとう)
※体力虚弱で、胃腸が弱く、ときに発熱・悪寒を伴うものの次の諸症:頭痛、動悸、慢性胃腸炎、胃腸虚弱、下痢、消化器症状を伴う感冒
https://www.pro-drug.com/cart/goodslist.cgi?in_kate=200-4-95

◎五苓散(ごれいさん)
※体力に関わらず使用でき、のどが渇いて尿量が少ないもので、めまい、吐き気、嘔吐、腹痛、頭痛、むくみなどのいずれかを伴う諸症
https://www.pro-drug.com/cart/gsearch.cgi?word=%8C%DC%97%E8%8EU

半夏白朮天麻湯(はんげびゃくじゅつてんまとう)三和の錠剤タイプが一番人気!
※体力中等度以下で、胃腸が弱く下肢が冷えるものの次の諸症:頭痛、頭重、立ちくらみ、めまい、蓄膿症(副鼻腔炎)
https://www.pro-drug.com/cart/gsearch.cgi?word=%94%BC%89%C4%94%92%9EQ%93V%96%83%93%92

◎釣藤散(ちょうとうさん)
※慢性に続く頭痛で中年以降、又は高血圧の傾向のあるもの
https://www.pro-drug.com/cart/gsearch.cgi?word=%92%DE%93%A1%8EU

 

※以下の処方は「頭痛」だけではまず使用はしないが、のどの痛みや肩こりなど顕著な場合に処方することがある。

◎銀翹解毒(散・錠)(ぎんぎょうげどく)
※かぜによるのどの痛み、せき、口(のど)の渇き、頭痛
https://www.protan2.com/GINGYOU/

◎葛根湯(かっこんとう)
※体力中等度以上のものの次の諸症:感冒の初期(汗をかいていないもの)、鼻かぜ、鼻炎、頭痛、肩こり、筋肉痛、手や肩の痛み
https://www.pro-drug.com/cart/gsearch.cgi?word=%8A%8B%8D%AA%93%92

プロフィール
この記事を書いた人
管理薬剤師 遠藤

プロドラッグ代表取締役/薬のプロたん・管理薬剤師/腑侶鍛漢方医学研究所・所長/昭和24年生/元病院薬剤師/神奈川県平塚市、横須賀市、横浜市、東京都目黒区等転居/東京都青梅市現住/趣味:古代史研究・神道研究・ネット散策・知らない町ウォーキング・写真・バイク・男の料理等/健康管理:西洋医学+東洋医学+漢方医学にて養生/座右の銘:日1日が余生

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