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症例別漢方・薬剤師解説【プロたん漢方2】

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【中医学と漢方医学】

漢方療法はわかりにくい、奥が深くて理解できないことが多すぎる・・と、お客様から時折、接客時や、お電話で耳にいたします。確かに、奥は決して浅くないですね。
とにかく私自身がいくら勉強してものみこめず、難しいな~と、溜息つくわけですから。一筋縄ではいかない。10覚えると、9忘れる年代(70歳)にリーチがかかりました。
よく昔、恩師から言われました。「木を見て森を見ず。」「鹿を追う者は山を見ず。」それが君だ。と。(苦笑)
何を偉そうに・・と当時は思ったものですが、いま考えてみればまさに図星。汗
私の漢方の勉強も、私生活も、確かにそのようですね。あまりにも雑学。

中医・中薬を中心にやられているメーカーさんや、薬局・薬店さんは今や多忙で、活発なのに、日本の漢方薬を中心に製造しているメーカーや当店のような漢方薬局は今一つパッとしませんね。昔の元気は何処へ?

もともと地味な業界ですので、悪く言えば旧態依然ということでしょうか。。ただ、自分自身が漢方と出会い、生活帯の中に取り込んできたこの約45年間は、『継続的な使用で、自分の体にはとても良かった』と感慨深いです。ですので、地味にお薦めします『漢方療法』。初めてサイトを読まれる方は、ぜひご一考ください。

はじめに

漢方薬は、日本で独自に発展した、漢方医学の理論に基づいて処方される医薬品の総称です。
その昔、日本の医学は、奈良時代以来中国伝統医学が主流でした。しかし、江戸時代中期以降に西洋医学が伝えられると、これを「蘭方」と呼び、 従来からの日本化された中国医学を「漢方」と呼んでそれぞれを区別するようになりました。
中国では昔からの医学を「中医学」と呼んでいます。これは古典を充分に尊重しながらも、後の時代に起こった新しい考え方を取り入れて変容しています。

 

●中医学

中国医学の歴史を踏まえて、近代に体系付けられています。使用する薬を「中薬」と呼ばれます。
古代から現代までの処方を基本に、患者に応じて処方を組み立てていきます。
なんといってもご本家だけあって、使用生薬の量、適応範囲等は日本の漢方とは比較にならないほど広く、多彩であり、理論体系も充実している。
煎剤が非常に多く、国を挙げて中薬を「世界標準」とする風潮も見られるようです。

●漢方医学(日本)

古典「傷寒論」「金匱要略」における考え方を基本とします。
使用する薬を「漢方薬」と呼び、古代から清代までの優良処方と日本で創製・変方した優良処方を基本に用います。
近年では、「中薬」においてあまり取り扱いの無い日本独自の「変方」を国産品として製造している例もあります。現代の日本ではエキス剤が主流であり、錠剤、顆粒、細粒等が大量生産されています。

現在、日本の漢方薬の世界は、「一般用漢方製剤承認基準」として、日本国にて漢方製剤に対し一般用医薬品として製造販売の承認を与える際の審査基準が定められています。それには漢方処方210処方※の構成生薬の配合量の規格値や記載可能な効能・効果の範囲等が記載されています。書籍『一般用漢方処方の手引き』(厚生省薬務局監修)※なお現在では、236処方と増加しています。。(2010年4月1日現在)

※中薬や漢方薬(一般用漢方製剤承認基準)以外の製剤が我が国の国内漢方メーカーで製造・販売されているが、その多くは正式には「生薬製剤」とも呼ばれます。また日本古来からの経験方に基づいた伝承薬も存在し、漢方薬とは言わず、民間療法薬とも呼ばれています。

 

【確認表について】※参考資料

国立医薬品食品衛生研究所 生薬部第二室「漢方製剤の安全性確保に関する研究」事務局が策定しました。
一般用漢方製剤は、一般用医薬品販売制度のリスク区分において第2類医薬品に分類されていますが、漢方医学には特有の「証」という考え方があることから、平成23年のリスク区分の見直し過程において、薬事・食品衛生審議会医薬品等安全性対策調査会から情報提供用補助ツールの必要性が指摘されました。
確認票」は、一般用漢方製剤の適切な使用を促し、副作用の発現回避を支援することを目的として、売上げの多い39処方について作成されています。
使用者のセルフチェックや販売者の情報提供に利用することで、漢方製剤の購入前に使用者の体質や症状を確認し、安全かつ効果的な服用を促すことができます。

一般用漢方製剤の安全性確保に関する研究

 

【鑑別シートについて】参考資料

「鑑別シート」は、「確認票」の39処方の使い分けを念頭に、類似した効能効果を有する処方の中から、使用者に適した処方の選択を支援する目的で作成されました。症状と体力をベースとして、処方ごとに服用の判断基準をコメントに載せてあるので、漢方の専門知識に乏しくても、使用者に適した処方を視覚的・直感的に選択することができます。URLは同上。

 

プロたんの症状別漢方ブログ

前置きが長かったのですが、以下が私の拙稿です。お時間あったらお読みください。

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プロフィール
この記事を書いた人
管理薬剤師 遠藤

プロドラッグ代表取締役/薬のプロたん・管理薬剤師/腑侶鍛漢方医学研究所・所長/昭和24年生/元病院薬剤師/神奈川県平塚市、横須賀市、横浜市、東京都目黒区等転居/東京都青梅市現住/趣味:古代史研究・神道研究・ネット散策・知らない町ウォーキング・写真・バイク・男の料理等/健康管理:西洋医学+東洋医学+漢方医学にて養生/座右の銘:日1日が余生

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