抑肝散加陳皮半夏は認知症に効果があるのか?

   

薬剤師のぷろたんです。いつもアクセスを賜り感謝申し上げます。

抑肝散加陳皮半夏と認知症
抑肝散加陳皮半夏と私との出会い

25年以上も前の話。病院薬剤科に勤務していた時に、興味ある治験が学会で正式に発表されました。
その内容は、某大学病院において、ご年配患者さんの長谷川式スケール実施を「抑肝散加陳皮半夏」の服用前、服用後の成績で比較検討し、データー化したものでした。

当時は医療用漢方製剤が、現在ほど出回っていない時期であっただけに鮮明に記憶しております。私にとっては実にセンセーショナルなニュースでした。
しかし、「脳血管障害後遺症」又は「老人の遷延性うつ症」等が一大ターゲットであったためか、「漢方製剤は効きにくい」という医局側の風潮もあり、さして大きな話題にはならなかったと思います。

私は、この処方「抑肝散加陳皮半夏」に非常に興味を覚え、病院と医局にお願いをし、当時は困難を極めましたが最終的に医療用漢方製剤T社のを新規採用して頂いたのを覚えております。

その後、退職後は東京都青梅市に会社を設立。当店で直接患者さんのご相談をお受けする日々の中で、この「抑肝散加陳皮半夏」を丸20年間ご紹介して参りました。
ご紹介内容としての効果は、もちろん神経症、不眠傾向をはじめとする諸神経症状です。

母の認知症進行の脅威

私の家族の体験から、同居している母親がある時点(引越し)から「もの忘れ」が次第に多くなり、おかしい?と思ったものの・・。
生来から「気丈な反面、忘れっぽい」性分でしたので、「生活環境の変化」と「単なる老化」と私が勝手に判断し、よもや彼女が認知症とは思いませんでした。
初めて指摘を受けたのが、母のかかりつけ循環器ドクターからでした。

自身が一緒に住んでいて恥ずかしい話ですが、灯台下暗しであり、ご紹介を受けた専門医師に受診相談時にはかなり認知症は進んでいるとの事でした。

現在、病院加療中ですが、高齢に拍車がかかり凄まじい勢いで認知症そのものが進行しております。

医師の了解をとり、病院薬剤と平行して、従来から愛用してきた瓊玉膏(けいぎょくこう)や、2年近く煎剤「抑肝散加陳皮半夏」を服用しております。
当初は「釣藤散」や「黄連解毒湯」等で模索しましたが、現在は「抑肝散加陳皮半夏」で落ち着いております。

しかし、今となっては「病」の方が勝り、彼女の疾病の進行はいっこうに止まりそうもありません。非常に厳しい状況です。

認知症は漢方薬で周辺症状を緩和する(認知のステージにより、それすら厳しい)ことは多少可能であっても、もちろん治すことは現段階では極めて困難であると私の経験論から敢えて付記いたします。
しかしながら、将来は漢方をベースにしたレビー小体型認知症やアルツハイマー病の治療薬が開発されることを願ってやみません。

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