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今日のお薬メーカーさん、試供品を作らなくなった。嘆かわしい事実。

   

今日のお薬メーカーさん、試供品を作らなくなった。嘆かわしい事実。

現実的に漢方メーカーは厳しい時代に突入し、なんと主力製品にも試供品を作らないという風潮がまかり通っている。
これを私が指摘すると、『どこどこ薬局の店主は現品を仕入れて、それをバラして、お客様に宣伝するほど熱心で、成功しています。』と、臆面もなく言い訳をする。
医薬品の零売(バラ売り)についての法的な件はそっちのけで、例え無料配布であったとしても、そのような販売方法をメーカー担当者が小売りにアドバイスするようでは世も末だ。

最近は70にもなって怒るのは止めようと心掛けていたのだが、ついつい先日は怒りが爆発して「この馬鹿者!」とやってしまった。言われたMRさんも気分悪いだろうし、なんだこの爺さん?ということでギクシャクしてしまうだろう。

某メーカーの上司にこのことを話しすると。『昔は薬と言えばまずは試供品をお渡しして、効き目や体質に適合するか確認をしてから現品を販売がセオリーでしたが、今は試供品を製造する余裕も無いのです。。』とのこと。
余裕がないから、いきなり高額な製品・・・・。何処か間違っていないか?

私は一般医薬品(いわゆるOTC薬)が近年の業績が振わない要因の一つとして、「試供品の製造中止」にあると思います。あくまでも極論であり私見ですが。。
景気が少しでも悪いと、経費を少しでも浮かそうと包装資材の質を落とし、パンフ1枚のコストも減じ、挙句に最強の販売ツールとも言える「試供品」の廃止。
それで、売れない売れないと原価を値上げし小売りを叩く。全くの悪循環。本末転倒も甚だしい。

製造物責任が近年非常に重くなったことも原因している・・との専門家のご意見もいつか耳にしましたが、果たしてそうでしょうか?

それは一つの言い訳に過ぎないと思います。例え試供品であっても懇切丁寧な「ものづくり」には違いありません。
無償配布した試供品であっても、当該試供品の「製造業者」(製造物責任法2条3項1号)に該当し、試供品に欠陥があった場合、製造物責任を負うのは当然のことです。
製造業者がそのような理由を盾に、試供品を製造しないとは言語道断と思うものです。そのような考え方では、薬剤師や登録販売者らにDI(ドラッグインフォメーション)のパンフや販促物一つ満足に配布できない状況も頷ける。

こんな調子ではこの漢方業界は立ち遅れ、ますます斜陽にならざるを得ないと憂います。