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強 虚労散(きょうきょろうさん)原典由来:帰耆建中湯の解説

   

強 虚労散(きょうきょろうさん)原典由来:帰耆建中湯の解説


いつもご来訪を有難うございます。

気の遠くなるような猛暑が続いた今年の夏。
全く嘘みたいに日増しに涼しくなりつつある関東甲信越地区です。

【暑さ寒さも彼岸まで】

ここ東京都青梅市はお彼岸に近づくにつれて朝夕は冷えて参りました。
ご来店の患者様にはさっそく「喉が痛い」「ちょっと油断したら咳が止まらない」などのお声もちらほらと。
鹿児島の会員様においては、まだまだ暑いよ。。と本日耳にしましたが、いずれ彼岸過ぎにはガラリ陽気も変わると思います。

【昨年の9月対比】

さて、ちょうど昨年の今頃、つまり9月中旬から下旬にかけては何が一番販売されたか、弊社データーを確認してみました。
まずは生薬製剤では、剤盛堂の強虚労散(きょうきょろうさん)がやたらとご注文を頂いていたようです。
それと、相変わらず「ウチダの牛黄カプセル」もほぼ絶え間なくご注文を頂いておりました。
本年は牛黄の原価が高騰しましたので、決してそのようなことは有りません。

私の日誌(管理薬剤師日報)を見ても同様なことが、読みにくい汚い字にて記載されていました。
ひょっとして昨年の方が忙しかったも知れません。

2017年(昨年)9月15日(金)晴れ 20℃~28.5℃ 湿度37%
ウチダ牛黄cap需要多く、重ねて剤盛の強虚労散500gも平常発注増加傾向、追加を担当者に求む。
昼夜寒暖の差激しく、奇しくも辛涼解表剤(銀翹解毒散)店頭にて数名動き有との報告。

三和MR訪店 ~(中略)~明日9/16は薬剤師研修会予定(東京)

相談客7名(内、担当田中4名)、本年の残暑は酷、脾気脾陰、参苓白朮散証は相も変わらず也。
他に特に無し。遠藤(印)

※以上、昨年の日報でした。

【猛暑疲れのしわ寄せは今の時期から】

話を元に戻しましょう。。
全身疲労。つまり暑すぎた夏のしわ寄せは、ちょうど気温が下がり、しのぎ易くなった頃、9月中旬頃から一気に出ます。くれぐれも体調にご注意ください。
これは永年漢方薬と関わっていますと、お客様からの問い合わせや注文の内容に「過労状態」である旨、反映されているようで、人体って本当に正直ですね。

真の意味での「疲労」は暑さとの「闘い」が終了したあたり、ちょうど今ぐらいの時期から、ど~んと体にきます。そのようなわけで、強虚労散(きょうきょろうさん)をあらためてご紹介するにはタイミング的に良いと勝手に思ったりしています。汗

強虚労散(きょうきょろうさん)は、和歌山県は剤盛堂の生薬製剤・隋証薬シリーズの人気アイテムの1つです。
製品名の名称通り、虚労(体が衰弱)のための漢方製剤であり、処方の由来(原典)は「帰耆建中湯(きぎけんちゅうとう)」です。

●帰耆建中湯(きぎけんちゅうとう)

難治性の化膿疾患、褥そう、膿瘍など根治が困難なもの、盗汗(ねあせ)のひどいもの、 慢性中耳炎、痔ろうなど、さらに潰瘍性大腸炎と幅広く用いられる方剤として著名です。
この帰耆建中湯に、蒼朮と茯苓を加味したものが当製剤、「強虚労散・きょうきょろうさん」という散剤です。
散剤と申しても『エキス剤+原末』という素材構成が剤盛堂らしい「こだわり」の配合となっています。

★まずは疲労回復。慢性胃腸アトニーにと、弱った消化器官へ働きかけます。
★更年期に多くみられる神経痛。ご婦人の月経不順や手・足・腰の冷え。
★さらにどうき、めまい、肩こり、痔出血、脱肛・・・など非常に適応範囲が実に広い製剤です。

【強虚労散の構成生薬】

■桂皮(けいひ)
主として体の下から上のほうへつき上げてくるような症状を治す。また、そのつき上げの激しい一種の心悸亢進発作、頭痛、発熱、軽度の悪寒、汗が出て体痛のあるものを治す。

■黄耆(おうぎ)
主として体表の水のうっ滞(発汗異常や浮腫)を治す。したがって黄汗(関節炎のときや全身の浮腫のときみられる)、盗汗、押えると指が入りこんでしまうような浮腫を治す。また、身体の腫れや知覚麻痺も治す。

■大棗(たいそう)
主として、強くひきつれるものを治す。また、咳嗽、体の下から上のほうへ激しくつき上げるような心悸亢進、
苦しみもだえるもの、身体の痛み、脇腹や腹の中の痛みを治す。

■生姜(しょうきょう)
主として吐き気がしてムカムカするものを治す。したがって、からえずき、おくび、しゃっくりも治す。

■当帰(とうき)
血の働きを調和し、排膿や止血に働き、身体のうるおいを保ち、目が赤く腫れて痛むもの、婦人の産後、
ふる血の下らないもの、大量の性器不正出血などを治す。化膿性腫物を内より除き去る。

■芍薬(しゃくやく)
主として(筋肉が)硬くなってひきつれるものを治す。また、腹痛、頭痛、知覚麻痺、疼痛、腹部膨満、
せきこむもの、下痢、化膿性のできものなどをも治す。

■蒼朮(そうじゅつ)
主として水分の代謝異常を治す。したがって,頻尿,多尿あるいは小便の出にくいものを治す。また,身体の煩しい疼痛,水毒(体液の偏在)による症状(喘咳,嘔吐など),遺精,夢精,帽子をかぶっているように頭が重くめまいがするもの,下痢,唾をたびたび吐いたり,ダラダラと流すものなどを治す。

■茯苓(ぶくりょう)
主として動悸、筋肉がピクピクと攣縮するものを治す。また、小便が出にくいもの、めまい、煩悶し(苦しく)てもだえるものを治す。

■甘草(かんぞう)
主として急迫症状を治す。したがって,腹部の拘攣,疼痛などの急迫症状を治す。また,手足の冷え,煩悶して落ちつかないもの,体の下から上のほうにつきあげてくるような症状など,さまざまな急迫症状をも治す。

 

【当店の過去の事例(まとめ)】

●治りにくいおでき。難治性のアトピーで浸潤部位も多発しているケース。痔ろう。

●ご婦人で胃腸虚弱かつ疲労度が強いケース。

強虚労散は非常に適応範囲が広い(帰耆建中湯の類方由来)
強虚労散は非常に適応範囲が広い(帰耆建中湯の類方由来)

【製剤の主な特徴】

気血両虚、中焦虚寒を使用の目安とします。

つまり寝汗、手足のほてり、過労、慢性的なおできや浸潤性・潰瘍性皮膚疾患などで肉芽発生不良のもの。・・などが一つの目安となります。
これだけ適応範囲が広いと、使用者も迷うところですが、一言でいいますと、虚証の方の疲労回復剤とも言えます。

製剤名から察するに「強虚労散」というといかにも作用が「激しい?」とご解釈されるむきも有りますが、決してそうではなく、作用は大変穏やか、実にソフトですので、胃弱な方や、ご高齢者にも向きな製剤と言えましょう。
私見ですが「強虚労散」の意味合いは、構成が『エキス剤+原末』の濃い散剤であるということを表現したものと受け止めております。

金額も高い、安いは小生の立場では言えませんが、1回量がボトルのバラタイプで1.5g(添付のサジ1杯)。分包品の場合は1包。ということで、どちらかというと「極めて少量」であり、患者様の服用時の負担が少ない。
また、60包タイプ(20日分)、500gボトルタイプ(約111日分)ということで、これらの販売価格も「お求めやすい価格」ではないでしょうか?
低コスト狙いならば、500gボトル・バラ(約111日分)です。

※500gボトル・バラ(約111日分)のお会計内訳
強虚労散500g(原末+エキス散)
●大人1回1.5g1日3回(111日分
●税込19,764 円→プロたん会員税込 16,799円
●1日分換算:16,799円÷111日=約151円

 

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【強虚労散(きょうきょろうさん)の販売販売価格(会員様)】

※ご注意!(会員様は必ずログインください。)
※ログインしませんとお値引き無しとなります。

■強虚労散 60包(20日分) 帰耆建中湯
税込4,644円→会員税込 4,180円

■(会員限定)強虚労散 60包×5個プレミアムセット(100日分) 帰耆建中湯
税込23,220円→会員限定・税込19,737 円 一番人気!但し会員様限定商品です。

 

■強虚労散 500gボトル・バラ(約111日分) 帰耆建中湯
税込19,764 円→会員税込 16,799円

(会員様は必ずログインください。)

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強虚労散(由来:帰耆建中湯)の概要

 

強虚労散(由来:帰耆建中湯)

項目 内容
医薬品区分 一般用医薬品
薬効分類 生薬製剤(他の薬効群に属さない製剤)
承認販売名
製品名 強虚労散
製品名(読み) キョウキョロウサン
製品の特徴

使用上の注意

■してはいけないこと
(守らないと現在の症状が悪化したり,副作用・事故が起こりやすくなる)
次の人は服用しないこと
生後3ヵ月未満の乳児。
■相談すること
1.次の人は服用前に医師又は薬剤師に相談すること
(1)医師の治療を受けている人。
(2)悪心・嘔吐のある人。
(3)今までに薬により発疹・発赤,かゆみ等を起こしたことがある人。
2.次の場合は,直ちに服用を中止し,この文書を持って医師又は薬剤師に相談すること
(1)服用後,次の症状があらわれた場合

[関係部位:症状]
皮ふ:発疹・発赤,かゆみ
消化器:悪心・嘔吐,食欲不振

(2)1ヵ月位(痔出血に服用する場合には1週間位)服用しても症状がよくならない場合

効能・効果

疲労回復,慢性胃腸アトニー,更年期神経痛,月経不順,耳なり,産前・産後の病,手・足・腰の冷え,どうき,めまい,肩こり,腹痛,腰痛,痔出血,脱肛

効能関連注意

用法・用量 次の量を食前又は食間注)に,コップ半分以上のぬるま湯にて服用して下さい。
注)「食間」とは食後2~3時間を指します。

[年齢:1回量(容器入りの場合):1回量(分包品の場合):1日服用回数]
大人:1.5g(添付のサジ1杯):1包:3回
10歳以上15歳未満:大人の2/3の量(1.0g):2/3包:3回
5歳以上10歳未満:大人の1/2の量(0.75g):1/2包:3回
5歳未満:大人の1/3の量(0.5g):1/3包:3回

用法関連注意

(1)用法・用量を厳守すること。
(2)小児に服用させる場合には,保護者の指導監督のもとに服用させること。
(3)1歳未満の乳児には,医師の診療を受けさせることを優先し,止むを得ない場合にのみ服用させること。
(4)生後3ヵ月未満の乳児には服用させないこと。

成分分量 4.5g又は3包中   成分 分量
シャクヤクエキス 1.250mL(固形物0.045g)
タイソウエキス 2.425mL(固形物0.371g)
カンゾウ末 0.371g
ケイヒ末 0.804g
シャクヤク末 1.238g
ショウキョウ末 0.309g
ソウジュツ末 0.619g
トウキ末 0.062g
ブクリョウ末 0.619g
オウギ末 0.062g

添加物 なし

保管及び取扱い上の注意
(1)直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管すること。
(2)小児の手の届かない所に保管すること。
(3)他の容器に入れ替えないこと。(誤用の原因になったり品質が変わる。)
(4)分包品において1包を分割した残りを服用する場合には,袋の口を折り返して保管し,2日以内に服用すること。
製造販売会社 剤盛堂薬品(株)
会社名:剤盛堂薬品株式会社
住所:〒640-8323 和歌山市太田515番地1
販売会社
剤形 散剤
リスク区分 第3類医薬品

 

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