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例年と何かが違う?本年の7月の漢方の動き。三和生薬 一般漢方処方 売れ筋ランキング

   
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【例年と何かが違う?本年の7月の漢方の動き。三和生薬 一般漢方処方 売れ筋ランキング 】

猛暑の続く中、例年通り・・というか、例年を上回るほどに生脈散、生脈宝、清暑益気湯、かっ香正気散、五苓散、腎臓仙、還精などのご注文を多く頂いております。

東京都青梅市40.8度でした。拙い体験談。
東京都青梅市40.8度でした。拙い体験談。いつもご購読を感謝です。【えっ、熊谷が41.1度】一年で最も暑さが厳しいとされる「大暑」の本日23日、日本列島は引き続き広い範囲で高気圧に覆われました。そして我が店舗が位置するここ青梅市長淵にも。。

そこで一般漢方処方はどうかと申しますと、これは例年同月とはかなり食い違ってると思います。梅雨明け宣言が異常と思えるくらい早く、空梅雨(からつゆ)の影響もありますが、その後も湿度がそれなりにあり、梅雨は明けても「湿邪」はそのまま付いてきている感がします。この超猛暑の中でまるで蒸し風呂の状態ですから、体に当然ながら異変をきたしている。。。ご注文の方剤に反映していると思うのですが。

 

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筋骨系の方剤『独活寄生丸(どっかつきせいがん)』

特筆されるのは、小太郎漢方の製品で、なんと筋骨系の方剤『独活寄生丸(どっかつきせいがん)』が本年度、上半期トータル販売順位1位に躍進しました。(2018年7月23日プロドラッグ・商品本部集計)当月7月にかなり多く売れております。

さて、三和生薬の一般処方の漢方はどうかと申しますと、以下8処方がランキング順に上がってきております。
1位はなんと麻杏薏甘湯(まきょうよくかんとう)で、やはり神経痛の方剤です。
2位の猪苓湯(ちょれいとう)、5位の竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう)となり、どちらかというと下焦の方剤が増えているようです。
湿邪、熱邪が長期続き、体力疲労に伴い昔の古傷やぎっくり腰(急性腰痛)などが再発事例が多く、水毒と併せ皮膚粘膜も弱体化し、膀胱炎や肛門周囲炎が治りにくい状況に陥る症例があると思います。

どうぞ、エアコンなど適宜使用され、胃腸に優しい食餌と漢方養生に努め、この猛暑の夏を乗り切って頂きたいと存じます。(2018年7月末日 店主)

【三和生薬 一般漢方処方 売れ筋ランキング 7月24日集計 】

①【麻杏薏甘湯(まきょうよくかんとう)】

●麻杏薏甘湯(まきょうよくかんとう)

配合生薬に麻黄が含まれている麻黄剤の一つです。

体力が中くらいの人の関節痛、神経痛、筋肉痛、いぼ、手足の荒れ(湿疹や皮膚炎)などに用いられます。

麻黄(マオウ)、杏仁(キョウニン)、薏苡仁(ヨクイニン)、甘草(カンゾウ)
◎神経痛の特効漢方とも言われ、坐骨神経痛、ひどい肩こり、腰痛などにも使用されます。
◎麻黄が含有しているため、ご高齢者、高血圧の患者様は長期投薬を控え、とりあえず1ヶ月服用後は様子を見る形がベターです。

②【猪苓湯(ちょれいとう)】

●猪苓湯(ちょれいとう)

さまざまな排尿トラブルに効果を発揮すします。

排尿トラブルに広く用いられている漢方薬です。漢方では、体内に余分な水分がたまった状態を「水滞:すいたい(水毒:すいどく)」と呼び、これを改善する作用を「利水」といいます。
「猪苓湯」は利水剤の一つです。尿量の減少や口の渇きがある人の、排尿困難、排尿痛、残尿感、頻尿、むくみに用いられます。

体力が中くらいの人を中心に処方されますが、比較的体質にこだわらずに使うことができます。
猪苓(チョレイ)、茯苓(ブクリョウ)、滑石(カッセキ)、沢瀉(タクシャ)、阿膠(アキョウ)

 

急性、慢性の膀胱炎、尿量不足、浮腫、尿路結石などに使用されます。

③【桂枝加葛根湯(けいしかかっこんとう)】

●桂枝加葛根湯(けいしかかっこんとう)

体の熱や腫れ、あるいは痛みを発散して治します。具体的には、カゼのひき始めで、肩こりや頭痛をともなうときに適応します。自然に汗が出やすく、体力のあまりない人に向く処方です。
桂枝加葛根湯は、主薬の桂枝(桂皮)をはじめ、下記の6種類の生薬からなります。おだやかな発汗・発散作用のある桂皮、筋肉のこわばりをとる葛根、痛みをやわらげる芍薬、
体をあたためる生姜、緩和作用のある甘草などが配合されています。これらがいっしょに働くことで、よりよい効果を発揮します。

特に痛みの強い首筋の凝り、頚肩腕症に用いられます。

 

桂皮(ケイヒ)、葛根(カッコン)、芍薬(シャクヤク)、生姜(ショウキョウ)、大棗(タイソウ)、甘草(カンゾウ)

④【葛根湯加川芎辛夷(かっこんとうかせんきゅうしんい)】

●葛根湯加川芎辛夷(かっこんとうかせんきゅうしんい)

鼻づまり、慢性鼻炎、慢性副鼻腔炎(蓄膿症)などに用いられる。「葛根湯」に、「辛夷(しんい)」と「川芎(せんきゅう)」を配合している。
葛根(カッコン)、大棗(タイソウ)、麻黄(マオウ)、甘草(カンゾウ)、桂皮(ケイヒ)、芍薬(シャクヤク)、辛夷(シンイ)、川芎(センキュウ)、生姜(ショウキョウ)
花粉症、アレルギー性鼻炎、蓄膿症の初期等に使用されます。

 

⑤【竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう)】

●竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう)

泌尿器の炎症などに用いられる薬で、下腹部に熱感や痛みがある人向けの処方です。体力が中くらい以上の人の排尿痛、残尿感、こしけ、頻尿などに使用されます。
当帰(トウキ)、地黄(ジオウ)、木通(モクツウ)、黄芩(オウゴン)、沢瀉(タクシャ)、車前子(シャゼンシ)、竜胆(リュウタン)、山梔子(サンシシ)、甘草(カンゾウ)

泌尿器炎症、陰部肛門周囲の炎症、掻痒症、真菌症などに応用される。

⑥【当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)】

●当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)

冷えをともなう婦人科系の諸症状を改善
産婦人科の三大漢方薬の一つで、血行障害やうっ血などを表す「血(けつ)」※の不足を補い、血液の巡りをよくして、体を温める方剤です。
月経不順、月経異常、月経痛、更年期障害などによく用いられるほか、産前産後の不調(貧血、疲労倦怠、めまい、むくみ)などにも使われます。対象となるのは、やせて体力のない「虚証(きょしょう)」の人です。
めまい、立ちくらみ、頭重、肩こり、腰痛、足腰の冷え、しもやけ、むくみ、しみ、耳鳴りなどの改善にも使われます。

※「気・血・水」は、不調の原因を探るためのものさしです。

※漢方では、私たちの体は「気・血・水」の3つの要素が体内をうまく巡ることによって、健康が維持されていて、
これらが不足したり、滞ったり、偏ったりしたときに、不調や病気、障害が起きてくると考えられています。

※「血(けつ)」:全身を巡ってさまざまな組織に栄養を与えます。主に血液を指します。

当帰(トウキ)、川芎(センキュウ)、芍薬(シャクヤク)、茯苓(ブクリョウ)、蒼朮(ソウジュツ)、沢瀉(タクシャ)

⑦【柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)】

●柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)

神経質で精神的に不安定な人に
比較的体力はあるが、神経質で、ささいなことが気になって、抑うつ、不安、イライラ、不眠などがあるような、精神的に不安定な人に用いられる薬です。
神経症、子どもの夜泣きなどがあるときに処方されます。あるいは、高血圧に伴う不眠、神経性の心悸亢進(しんきこうしん)の改善に使われれることもあります。
診察では、肋骨(ろっこつ)の下が張って押すと痛みがある「胸脇苦満(きょうきょうくまん)」や、へその上あたりに拍動を感じる「臍上悸(さいじょうき)」などがポイントになります。

イライラを鎮め「肝(かん)」をリラックス
このような症状は、漢方では「気(き)」※の異常や、「肝」の働きの乱れととらえられます。なかでも、「気うつ」が主にみられる場合にこの薬がよく用いられます。

※「気・血・水」は、不調の原因を探るためのものさしです。
漢方では、私たちの体は「気・血・水」の3つの要素が体内をうまく巡ることによって、健康が維持されていて、これらが不足したり、滞ったり、偏ったりしたときに、不調や病気、障害が起きてくると考えられています。
気(き)」:目には見えない生命エネルギーのこと。「元気」の気、「気力」の気、「気合い」の気。
「自律神経(体の機能を調整する神経)」の働きに近いとされています。

柴胡(サイコ)、 半夏(ハンゲ)、 桂皮(ケイヒ)、 茯苓(ブクリョウ)、 黄芩(オウゴン)、 大棗(タイソウ)、 人参(ニンジン)、牡蛎(ボレイ)、 竜骨(リュウコツ)、 生姜(ショウキョウ)、大黄(ダイオウ)

⑧【麻黄附子細辛湯(サンワロンM)(まおうぶしさいしんとう)】

 

●麻黄附子細辛湯(サンワロンM)(まおうぶしさいしんとう)

高齢者や虚弱な人の熱感の少ないかぜに

ふだんから体が弱い人や高齢者、病み上がりの人のかぜに処方されることの多い薬です。
手足が冷え、頭痛や寒気があり、顔色が悪く、背中全体が寒い、声に力がないといった症状が処方の目安とされています。鼻水や水っぽい痰をともなうこともありますが、熱感は少なく、熱はあっても微熱程度です。
この薬は体を温めて発汗・発散作用をうながし、病気を追い出します。

◎麻黄が含有しているため、ご高齢者、高血圧の患者様は長期投薬を控え、とりあえず1ヶ月服用後は様子を見る形がベターです。

麻黄(マオウ)、細辛(サイシン)、附子末(ブシマツ)

プロフィール
この記事を書いた人
管理薬剤師 遠藤

プロドラッグ代表取締役/薬のプロたん・管理薬剤師/腑侶鍛漢方医学研究所・所長/昭和24年生/元病院薬剤師/神奈川県平塚市、横須賀市、横浜市、東京都目黒区等転居/東京都青梅市現住/趣味:古代史研究・神道研究・ネット散策・知らない町ウォーキング・写真・バイク・男の料理等/健康管理:西洋医学+東洋医学+漢方医学にて養生/座右の銘:日1日が余生

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