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物忘れに効く漢方薬が話題に。。遠志(おんじ)を用いた生薬製剤。(更新)

   
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【物忘れに効く漢方薬が話題に】

 

最近の漢方業界で、この「物忘れ」に効く生薬製剤(漢方薬)が話題になっています。
最初にお話しをしておきますが、認知症の特効薬ではありません。

また、受験生の頭の良くなる漢方でもありません。
対象年齢は、中高年の方々です。

「中年期以降の物忘れの改善」を謳った漢方薬が一般用医薬品として発売されました。
その成分構成は「養心安神(精神を安定させる)」を有する遠志(おんじ)という生薬です。

 

【生薬の遠志(おんじ)を用いた生薬製剤】

この度、老舗の漢方メーカーである松浦薬業さんからオンジエキス細粒M【第3類医薬品】が新規発売されました。「効能・効果」は、「中年期以降の物忘れの改善」を取得しております。

一般医薬品業界においては、このずばり「中年期以降の物忘れの改善」と具体化された適応症の取得は極めて異例と感じております。まさに超高齢化社会の中にあって、医療機関における『物忘れ外来』での症例増加の反面、
今までの我々の日常生活においては「物忘れ」は「歳だから・・」と疎んじていた傾向もあるかも知れません。

「物忘れ」はもう既に、ご家庭においてもごく身近な事として素直に受け入れる時期が来たと感じております。

 

【物忘れが起こる原因と対策】

物忘れが起こるのは、脳の老化が原因です。脳に入ってきた情報を一時的に保存する海馬が衰え、物忘れがおこります。また、脳そのものも委縮することが物忘れの原因とも言われています。

ケアのアクションを早めに起こすためにも、自身の私生活にメリハリをつけ、バランスのとれた食生活。計画性を有した運動とストレス解消が大切です。脳の老化は、年齢とともに進行しますが、適度な刺激を与えることも必要です。さらに機会あれば、体に優しい漢方薬を実生活や習慣に溶け込ませることも重要と考えます。

 

【会員様方からの反響】

このようなわけで、当店もオンジエキス細粒M【第3類医薬品】をここで新規採用いたしました。

遠志(おんじ)と物忘れ。
現在では、「養心安神薬」に分類され、心神失養および七情内傷(過度の喜・怒・憂・思・悲・恐・驚の精神の変化によって臓器を損なう)による動悸・不眠・多夢・不安・焦燥などに適する生薬であり、また散欝化痰に働き、肺の寒邪湿飲による咳に効果があるとされます。つまり加齢とともにおこる物忘れを改善する生薬として注目されています。

とても反響が大きく、非常に多くの会員様から製剤のお問合せとご注文を頂きました。

どうも「物忘れ」は我々中高年にとりまして、日常の悩みの1つであったことが、これで良くわかりました。想定以上の大反響でしたので驚いております。

そして、本日、午前中にご購入お申込みされた方々からご質問を頂いております。
集計は本日、お昼頃まで要しました。

以下、よくあるご質問コーナーとします。

【よくあるご質問】

●糖尿病の検査値に影響を及ぼすとありますが、糖尿病だと飲んではいけませんか?

回答)主治医にご相談ください。オンジの成分には1,5-アンヒドログルシトール(1,5-AG)が含まれているため、糖尿病検査において血中1,5-AG値が見かけ上、上昇することが指摘されています。

●中年期以降とは、何歳ぐらいを指すのですか?

回答)45歳以降のことを指しています。(厚労省)

●「オンジ」が含まれる漢方薬はありますか?

回答)有名な処方では当店では「帰脾湯(きひとう)」や「加味帰脾湯(かみきひとう)」が該当します。

帰脾湯

帰脾湯(きひとう)は、胃腸機能が低下した状態、だるい、不安感、不眠の症状を有する方への漢方。
タイプとしては、食欲もあまりなく、そのために体を滋養できなくて、疲れやすい。そして、栄養不良が災いをよび、肉体だけではなく、 心も満たされず精神神経症状や不眠などを訴えるタイプです。

 

●当製剤は認知症を改善できますか。又は予防.できますか?

回答)この医薬品は、認知症の治療または予防に効果があるものではありません。

 

●物忘れの鑑別方法で、「加齢」などによる物忘れなのか? 病気と疑われる物忘れなのか?を家族が見分ける方法は?

回答)とても難しい問題です。まずは専門医にご相談がベターなのですが、概ね見分ける方法として以下のことが挙げられます。あくまでも参考程度としてお考え下さい。当人の尊厳と名誉の問題もからみます。発言はごく慎重にお願いしたいところです。病院で20年、相談薬局で20年以上、つぶさに症例を見てきた私ですら同居してきた母親(養母)の認知症が全くわかりませんでした。どうもおかしい・・と思い、専門医に診察して頂いたところ、とうに重度の認知症が進行していることを告げられました。平素からぼんやりしているようで、とても賢い人でしたので全然正常で問題無しと私が決めつけていたのが過ちでした。この時ほど恐ろしい病気と思ったことはありません。私の家族の切実な体験から言えることは、認知症は当人の人格を破壊するだけではなく、家庭内に多大な影響を及ぼします。その後の家庭介護は、担当医師からはとても無理と言われましたが、私の年代相応の意地が許しませんでした。最後までこの手で看取ったのですが正直申して最後の2年間は修羅場でした。とてもここには書けません。書けることはここの主題からは外れますが、「大正の女」って凄いな・・と心底思いました。合掌。

【物忘れの違いを理解しよう!】

★「加齢」などによる物忘れ⇒ 家庭のケア。

・出来事などの一部を忘れる
何を食べたか思い出せない

・物忘れに気付き思い出そうとする
・新しいことを覚えることができる
日常生活にはあまり支障がない
・幻想や妄想は起こらない
・人格に変化はない

★病気と疑われる物忘れ⇒ 専門医へ相談。

・出来事などの全てを忘れる
食べたことそのものを忘れる

・物忘れに気付かない
・新しいことを覚えられない
日常生活には支障をきたす
・幻想や妄想は起きることがある
・人格が変化する

プロフィール
この記事を書いた人
店長 田中

田中しげ子/登録販売者(旧薬種商より移行)/登録番号:第13-09-00343号(東京都)/㈲プロドラッグ取締役専務・店舗「薬のプロたん(青梅市)」店長/1991年㈲プロドラッグ取締役専務就任/薬種商販売業『プロたん薬品(あきる野市)』/保険薬局『プロたん薬局(あきる野市)』/一般販売業『薬の武蔵堂(あきる野市)』/2009年の改正薬事法と同時に既存店舗を閉鎖/同年念願であった漢方専門店「薬のプロたん(青梅市)」を開設/会社家屋及び店舗等の事実上のオーナー/昭和30年青梅市生まれ/都内大学卒業後は「薬業一筋」にて今日に至る/趣味:ガーデニング(薬草)、幕末研究/特技:プログラミング、webゲーマー/家族:長男夫婦、孫3人、猫1匹と同居/病歴:慢性腎炎(漢方療法と並行し、加療中)

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