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生活習慣病とメタボリックシンドロームの違い

   

【生活習慣病とは?メタボリックシンドロームとは?その違いとは?】

生活習慣病は、今さら私が申すまでもなく、健康長寿の最大の阻害要因と言えます。
お上が言われるように、国民医療費にも多大なる影響を与えているのも事実です。

多くは不健全な生活の積み重ね、悪しき生活習慣がもたらす現代病とも言えるでしょう。
具体的に申すならば、偏った食事、運動不足、喫煙、過度の飲酒、過度のストレスなど生活習慣が長期続くと発症のリスクが高くなります。

その発症の筆頭として、高血圧、脂質異常症、糖尿病などが挙げられます。
(※脂質異常症は以前は高脂血症と呼ばれていたが低脂血症の症例も含め脂質異常症とした。)

これらの疾病は、主に2つ以上の「セット」となり、本人が気づかないうちにゆっくりと進行し、脳や循環系にダメージを与え、その多くは内臓脂肪型肥満を引き起こしていきます。

近年特に言われているメタボリックシンドロームとは、内臓肥満(内臓脂肪の蓄積)があり、血圧、脂質値、血糖値のうち2つ以上に異常を認める症候群をさします。

 

さて、生活習慣病検診において、血圧は単独でなんとかパスしても、「メタボリックシンドローム(メタボ)の疑いがあり!」とドクターから言われて愕然となった方は多いと思います。
つまり内臓肥満を認め、他の検査値異常と合併していたら、変な言い方ですがもう立派な病気であり、メタボリックシンドロームに該当することがあるのです。

その辺の医学的なとらえ方で、「生活習慣病」と「メタボリックシンドローム」に大きな違いがあるわけです。

メタボリックシンドローム診断基準検討委員会:日本内科学会雑誌 94(4):188,2005より改変

 

 

【漢方療法のススメ】

先般の市が主催した某市民講座の中で、もう五十代からでは生活習慣病対策は遅すぎる。
せめて四十代から始めるべきとドクターが話されていたのが印象的でした。

出鼻をくじかれたようで、会場も一瞬どよめきの声が。実に厳しいご意見ですね。でもそれが現実なんです。
私に言わせれば臨床学的には個々の生活が乱れていれば、四十代からでも遅すぎて是正もきかない状態の方々も過去は薬局で多くみています。

あくまでも個人の「意識レベルの問題」であり、五十代、いや六十代からでもバランスの取れた食生活、禁煙等を実践することによって「被害を最小限に」することができるものです。

停年退職後は、あれをしよう、これをしよう・・旅行とか計画を立てられている方も多くいらっしゃる。
ところが、退職直後に体調不良から大病を患い、入院中。。。これもよく耳にいたします。

人間、五十を過ぎたら、たとえ症状がなくても、食事や運動など生活習慣を見直し、治療に前向きに取り組むことで、これらの恐ろしい疾患の予防に努めることが肝要です。

ぜひともその予防の一環に「漢方療法」を取り入れて欲しいのです。
漢方は自身の実生活の中に溶け込ませることからはじまります。