W機能性表示(記憶力を維持する・中性脂肪を下げる)の『サトウDHA&EPA』(2018/06/16)

今更聞けない小柴胡湯と胸脇苦満(きょうきょうくまん)

スポンサーリンク

今更聞けない小柴胡湯と胸脇苦満(きょうきょうくまん)

いつもアクセスを感謝しています。三寒四温の日々。いかがお過ごしでしょうか。喉の風邪、頑固なせきの風邪、そしてインフルエンザ・・さらに花粉症と。。めまぐるしい時節を迎えておりますね。

 

本年の花粉飛散は例年よりも多く、会員様もお体の保温に十分ご留意ください。さて、今日の処方解説は小柴胡湯(しょうさいことう)。著名な方剤ゆえ、何度かこちらにも拙稿しております。内容重複するようでしたらお許しください。

【小柴胡湯は、漢方市場において代表する方剤として君臨】

肝機能をはじめ、消化器系、さらに自律神経系と適応範囲が極めて広い漢方処方の王道と言われています。著名ゆえ、日々の漢方相談においても固定的ファンはそれなりに多いと思います。(但し、当店では柴胡桂枝湯の方が多いかも)

 

あらためて、これを文書でまとめると難しいですね。時間を要しました。それだけにこの小柴胡湯の奥深さを痛感するものです。汗

 

【小柴胡湯(しょうさいことう)の処方解説】

【出典】『傷寒論(しょうかんろん)』『金匱要略(きんきようりゃく)』

【概要】

●胃腸や肝臓、呼吸器の働きを改善し、また、体の免疫機能を調整し炎症を緩和します。

●体の疲れをとり、病気の回復を助けます。

●肝炎や胃炎、少しこじれたカゼなどに適応します。

●喘息やネフローゼなどアレルギーや免疫系がかかわる病気にも有効です。

●体質的には、体力が中等度、心窩(みぞおち)から肋骨下部が張り胸苦しさのある人に向く処方です。 (胸脇苦満)

【胸脇苦満(きょうきょうくまん)とは?】

●季肋部から脇腹が膨満し、圧迫感があって苦しい状態を胸脇苦満という。

●この部を按圧すると抵抗と圧痛を訴える。

●胸脇苦満は、呼吸器から上部消化器の炎症の体性反射によるものと考えられている。

●治療は柴胡(さいこ)を主薬とする柴胡剤を用いる。

【小柴胡湯の構成生薬】7味

小柴胡湯は、主薬の「柴胡」をはじめ、7味の生薬からなります。

柴胡(さいこ)
黄今(おうごん)
半夏(はんげ)
生姜(しょうきょう)
人参(にんじん)
大棗(たいそう)
甘草(かんぞう)

【薬能・方意】

柴胡・黄今・・・消炎解熱作用。
半夏・生姜・・・悪心・嘔吐を治す。
半夏・甘草・大棗・・・鎮咳作用。
人参・甘草・大棗・・・半夏の燥性による副作用を予防する。
半夏・生姜・人参・甘草・大棗・・・健胃作用。
柴胡・半夏・甘草・大棗・・・精神・神経作用。

【柴胡の薬能】【重要】

1.解表・退熱の作用

①外感病の表証(悪寒、発熱あるいは往来感熱)を解除する作用。
②解熱作用、抗炎症作用

2.疎肝解鬱(そかんげうつ)の作用

①精神的ストレスの除去、鎮静作用、鎮痛作用。
②情志・情動(ストレス)が視床下部や脳下垂体に作用して起きる
自律神経系・内分泌系の失調を治す作用。

3.昇陽挙陥、昇提作用。

①筋肉の緊張、収縮力を強くする作用。
②慢性下痢に使用することがある。
③脱肛・子宮脱に使用する。

【小柴胡湯 解説】

小柴胡湯は、主薬が柴胡・黄今・半夏の組み合わせで、柴胡と黄今で消炎解熱を、半夏は悪心・嘔吐・鎮咳の作用があり、胃カタル・気管支カタルなどカタル性炎症に対して有効です。

従って熱病で口苦・嘔吐・咳嗽のある時に用られる方剤と言えましょう。

人参は心窩部の痞え・痛みに、大棗は半夏の燥かす性質を抑えて身体を潤すための配合です。

生姜は半夏を助けて嘔吐を止め、健胃効果があります。

 

【適応病態】

1.熱性疾患への応用・・・熱病の少陽病期

 

小柴胡湯は熱病の少陽病という時期に用いられます。

その病態は

①熱型の特徴は往来感熱です。
②炎症が主にある部位は胸脇部で、肺・気管・肋膜・肝臓・膵臓など横隔膜を中心としたその上下の臓器の部分です。

さらに咽喉部・側頸部・耳部の炎症にも用いられます。

2.精神・神経薬としての応用。

小柴胡湯は『傷寒論』では主に消炎作用を用いるが、一般雑病には柴胡の疎肝解鬱作用を利用し、精神・神経薬として利用します。

小柴胡湯に桂枝湯を合方した柴胡桂枝湯や逍遙散および小柴胡湯合桂枝茯苓丸を月経前期症候群に用います。

従って、情動の中枢、視床下部の自律神経系に作用して自律神経―内分泌系の調節作用を有していると考えられます。

【効能・効果】

体力中等度で、ときに脇腹(腹)からみぞおちあたりにかけて苦しく、食欲不振や口の苦味があり,舌に白苔がつくものの次の諸症:
食欲不振,吐き気,胃炎,胃痛,胃腸虚弱,疲労感,かぜの後期の諸症状

【当店で取り扱っている小柴胡湯を由来とした製剤の紹介】

●過去は三和さんと松浦さんの小柴胡湯がよく出ておりました。、現在では三和のAシリーズ(濃厚エキス)に人気が集中しているようです。

●小太郎漢方では2018年2月現在、匙倶楽部にはありません。

●長投薬の場合は、松浦500g徳用ボトル 、ウチダNO.57 300包がほとんど固定的にでています。

●剤盛堂の隋証シリーズではなんと言っても「チキョウ錠」でしょう。
風邪の後期の諸症状によく用いられ、360錠でとてもコンパクトです。
小柴胡湯の錠剤タイプの取り扱いメーカーは少なく、「チキョウ錠」は粉タイプが苦手な方に喜ばれています。

●さらに錠剤タイプは一元製薬の錠剤漢方。小柴胡湯350錠、1000錠、2000錠とアイテムは豊富。2000錠タイプが長期用で好評です。

【当店の「小柴胡湯」由来の取り扱い漢方製剤のご紹介】

サンワ小柴胡湯エキス細粒A「分包」30包・90包・500g徳用ボトル

小柴胡湯【三和生薬の漢方薬】しょうさいことう 食欲不振,はきけ,胃炎,胃痛,胃腸虚弱,疲労感,かぜの後期の諸症状
体力中等度で,ときに脇腹(腹)からみぞおちあたりにかけて苦しく,食欲不振や口の苦味があり,舌に白苔がつくものの次の諸症:食欲不振,はきけ,胃炎,胃痛,胃腸虚弱,疲労感,かぜの後期の諸症状 【細粒タイプ】小柴胡湯Aエキス細粒...

小柴胡湯エキス〔細粒〕29 しょうさいことう 松浦

48包・300包・500g徳用ボトル

小柴胡湯エキス〔細粒〕29 しょうさいことう 松浦
本方は、柴胡剤の基本となる処方で、標準的に体力のある人で、胸のあたりがつかえている感じの人に応用されます。

ウチダNO.57小少陽エキス細粒(小柴胡湯)300包

ウチダNO.57小少陽エキス細粒(小柴胡湯)300包
ウチダの小少陽57添付文書項目 内容医薬品区分 一般用医薬品薬効分類 小柴胡湯承認販売名製品名 ウチダの小少陽製品名(読み) ウチダノショウショウヨウ製品の特徴 ウチダの小少陽は,漢方処方にしたがい生薬を配合し抽出して得た水製エキスを服..

(エキス+原末)

強 治胸散(小柴胡湯)
60包・500g徳用ボトル

強治胸散(きょうちきょうさん 由来:小柴胡湯)は頭痛、感冒、気管支炎、中耳炎などに良い。
強治胸散(きょうちきょうさん 由来:小柴胡湯)は頭痛、感冒、気管支炎、中耳炎などに良い。強治胸散(きょうちきょうさん)は剤盛堂の「隋証シリーズ」の製剤であり、成分構成は「小柴胡湯(しょうさいことう)」に由来します。いわゆる少陽病。半表半裏に

(錠剤)

ホノミ チキョウ錠(小柴胡湯)360錠

チキョウ 小柴胡湯、【プロたん漢方2】ショッピングカートPC版
チキョウ 小柴胡湯

一元錠剤 小柴胡湯 350錠・1000錠・2000錠

【一元錠剤漢方】小柴胡湯 (しょうさいことう)
小柴胡湯(ショウサイコトウ)とは体力が中くらいで、みぞおちから肋骨下部が張り胸苦しさのある人の吐き気、食欲不振、微熱などの症状がみられる場合の肺炎、胃炎、胃腸虚弱、疲労倦怠感、風邪の後期症状、気管支炎、熱性疾患などに用いられます。。 食欲がなくはきけがあったり、口が苦く、粘ったりするような時に用いられています。漢時代の傷寒論および金匱要略という古典書で紹介されている処方です。
プロフィール
この記事を書いた人
protan

プロドラッグ代表取締役/薬のプロたん・管理薬剤師/腑侶鍛漢方医学研究所・所長/昭和24年生/元病院薬剤師/神奈川県平塚市、横須賀市、横浜市、東京都目黒区等転居/東京都青梅市現住/趣味:古代史研究・神道研究・ネット散策・知らない町ウォーキング・写真・バイク・男の料理等/健康管理:西洋医学+東洋医学+漢方医学にて養生/悪性胸膜中皮腫(アスベスト被曝)を患い闘病中/座右の銘:日1日が余生

protanをフォローする
腎臓病でお悩みではありませんか?

泌尿器系疾患(腎臓病)と和漢生薬製剤

慢性腎臓炎、膀胱カタル(膀胱炎)、尿道炎、妊娠腎、妊娠中毒症、感冒その他高熱性疾患後の腎炎、高血圧症、以上の諸症及び脚気に起因するむくみ、動悸、頭痛、肩こり、めまい、耳鳴り、手足のしびれなど。

効果のある和漢生薬製剤を当店開設以来、28年間、皆様にご紹介しております。その名も腎臓仙(じんぞうせん)と、還精(かんせい)と言います。

特に日常の検査数値(例えばクレアチニン、尿素窒素、尿酸値など)が気になる方。ぜひ特集記事をご覧ください。


 
 
この記事が気に入ったら
いいね!しよう。
最新情報をお届けします。
特集記事
スポンサーリンク
protanをフォローする

sajiclub2016


プロたん漢方2・通販公式サイト2018