毎年この時期、つまり花粉症もピークを越えて、終息へ向かう頃、気温の上昇のため皆さん薄着になります。下半身を冷やし、GW行楽疲れも重なって泌尿器トラブルが続発。外出時におトイレの我慢から「膀胱炎」が非常に多いです。

田七人参は別名「金不換」つまり「お金に換えられない」と言われているほど貴重なものとされてきました。

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さて、本日は久々に原点に帰り、田七(でんしち)の話です。

【田七人参(でんしちにんじん)とは?】【資料】

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●古代より、田七人参は別名「金不換」つまり「お金に換えられない」と言われているほど貴重なものとされてきました。

●現存する人参属植物の中では、最も原始的なものと推定され、雲南省と広西省が接している海抜1200~1800メートルの高山地帯を主な特産地としています。

●ウコギ科人参属の植物の根菜で、「田七(でんしち)」の名称は、3~7年かけてようやく採取できるためから由来します。

●別名は「三七人参」、「三七」、「田三七」。
いったん収穫すると、田七が土壌の栄養分を吸い上げているため、その土地はその後の長期間、収穫できないと言われます。

●日本において、栽培を試みたことは過去に何度かありますが、標高、気候、肥沃な黄土を必要とするため、失敗に終わっています。

●日本で個人レベルでの鉢植え等での栽培は不可能ではありませんが、これを均一に大量栽培するとしたら、上記の気候的条件を人為的に作りだせたとしても、3年以上経過後の収穫に見合う人件費等、経費を考慮すると現実的には極めて難しいとされます。

【田七人参の成分】【資料】

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●薬用人参と言えば、高麗人参(朝鮮人参)が著名です。
その中の特に上物とも言える紅参(こうじん)が存在します。

●田七人参と紅参はよく比較されますが、同じウコギ科に属するというだけで、互いに根の形状や作用が大幅に違います。
同じ「人参」とは言っても、両者は全くの「別物」として考えた方がよいでしょう。

●基本的に「高麗人参」という生薬は「パワー」を体につけてくれますが、どうしても若干の血圧上昇がネックとなります。
逆に低血圧の方には良いのですが、高血圧で特に病院で降圧剤を服用中の方には当店ではお勧めしていません。

そこで人参の高級品である6年根「紅参(こうじん)」は、このようなことはほとんど無く、人気の要因となっています。
ただ、非常に高額であることは否めません。

●さて、田七人参はどうなのか?・・と申しますと、血圧高い方にも低い方にも悪影響はきたしません。
むしろ安定化させる両面の作用を有していると言われます。

●まず、田七人参の有効成分であるサポニンの量が一般の高麗人参と比較にならぬくらい多いことが特筆されます。。
ジンセノサイドRg1, Rb1,Rg2など。(概ね高麗人参の約3倍)

●サポニン以外には近年発表された成分「デンシチン」が注目されています。(アミノ酸の一種)

●2011年には他の有効成分として、パナキサトリオールが学会で大きな話題となりました。(田七人参100%原末を用いて加工)

●その他の有効成分は今日までに、田七ケトン、有機ゲルマ、フラボン配糖体などが挙げられます。

【田七人参の応用について】【資料】

●性溫、味甘微苦、胃、大腸経。
止血作用と活血(血液循環の改善)作用を有し、相反する性質を併せ持つと言われています。
また、抗ウイルス作用、抗コレステロール作用、抗腫瘍作用があるとされるため、虚血性心疾患や肝炎の初期治療薬として中医では位置づけられています。

●我が国では入手困難とあって、日本漢方ではあまり知られていない。
しかし中国や東南アジアには、安血飲、化血丹、七宝散など、三七人参を主薬にした処方が多数存在します。

●我が国では、田七人参を原料とする製品は、医薬品としてではなく、健康食品として位置づけるため、当製品に特別な効能・効果を標榜する
ことは許されていないのが現状です。

以上、「田七人参(でんしちにんどん)」の資料から抜粋いたしました。
詳細はこちらに記載されています。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
https://www.protan2.com/denshichi/consept/

【ウチダの雲南田七(うんなんでんしち)100gの素材枯渇について】

●当店では開店以来、26年間。ウチダ和漢薬の田七製品の最高峰(30頭)とも言える上級志向の「雲南田七(うんなんでんしち)100g」に固執し、ひたすら歩んで参りました。

●当初は、あまりにも高額に思え、店主やスタッフらのパワー源ともなる、とっておきの「漢方」として利用(自家消費)しておりました。汗

その後、田七(でんしち)ブームが到来し、メディア等の放映の影響もあって、引き合いも多くなり、その10年後には、やっとのことで当店の定番入りしたいきさつがあります。

ただ、この時点からは実店舗でも、又はインターネットからも、爆発的にご注文をお受けするようになりました。

●日常の疲れが気になるお客様には、積極的に推奨して参りました。
永久不滅の高級漢方食品として君臨してきた「ウチダの雲南田七100g」ではありますが、その人気にブレーキがかかったのが今から5年前の雲南省の「大かんばつ」でした。その後の採取量は減る一方です。

●折からの中国政府の推進する国民への健康志向政策も重なり、生薬全体の日本への供給量は次第に減少。このことにより、田七をはじめ我が国の生薬価格は異常高騰を続けているのが現状です。

●相変わらず人気が高いのが、雲南田七(うんなんでんしち)100gなのですが、ここ数年来は原料が減る一方で、現在の一番濃いとされる原料(30頭)は製品として完全枯渇する日もそう遠い日ではなさそうです。

(2016年4月19日 店主拙稿)


【ご注文方法】ご注文は、小太郎漢方匙倶楽部の商品のため、メーカー意向により、当店の薬剤師又は登録販売者への直接のお電話注文となります。 カートに載せての販売はしておりません。ご希望のお客様はお電話をお待ちしております。「薬のプロたん」0428-25-8682(東京都・青梅市)


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