玉屏風散(ぎょくへいふうさん)今の時期、最も必要とする処方。

釣藤散(ちょうとうさん)起床時やイライラした時に、精神的な影響で血圧が高くなる方の頭痛や神経症に用いると良い。(「痰飲」の証)

   
スポンサーリンク

3

体力中等度で,慢性に経過する頭痛,めまい,肩こりなどがあるものの次の諸症:慢性頭痛,神経症,高血圧の傾向のあるもの

 

釣藤散を「つるふじさん」と呼ばれるお客様が多い中、実はこれ「ちょうとうさん」と読みます・・と、ずっと繰り返し言い続け27年間を経過。
過日は電話対応で、「はい、”つるふじさん”ですね。」と私が言って、スタッフからの苦笑をかってしまった。老人ボケかな?とマジおののいている昨今。

当処方の製剤・効能記載の欄に「高血圧の傾向・・」という文言があるためか、「私は高血圧ではないから関係ない」という理由で興味を示さないお客様が多いのも事実のようだ。
逆に、本態性高血圧の方が当製剤を購入されて、服用を開始しても、いきなり血圧が下がることはまずない。

ある程度、長期投薬することにより気・血・水のバランス是正がなされ、高血圧症に伴う周辺症状(倦怠感とか頭痛とか)が改善し、結果、血圧値が下がるということはある。特に、医師からは正式に「高血圧症」と診断はされていないが、おうにして「境界型」か「心因性」の高血圧の傾向がある方には「向きな」方剤である。

ストレス等で神経的に参り、体調もかんばしくないので家庭の血圧計で測定したら血圧が跳ね上がっていた・・・・よくあるケースであるが、このような時には特に推奨する漢方である。

著名な漢方処方の割には、さらに一元錠剤「釣藤散」という服用しやすい錠剤で、かつ特価!なのにプロたんではあまり売れていない。
これは製剤を平素推奨している我々スタッフに問題があると、私なりに考え、店長の田中に申したところ。
顔を曇らせて、「自身、ご一考ください」と一言。言われてしまった。
tanaka
さすがに、「爺さん、あんたが問題なんだよ!」とは言わなんだが。。。しっかし。ワシの耳にはそのように聞こえた。

と、いうことで、トップページに一度というか、ここに再度記載した次第である。
「釣藤散」の各漢方製剤は、ウチダ和漢薬、小太郎漢方、松浦漢方、一元錠剤・・・と多くを取り扱っていますが、とりあえず一番リーズナブルで、初めての方の漢方療法に導入しやすい一元錠剤「釣藤散」の説明から入ります。
繰り返しますが、当店ではよくストレス性の頭痛や高血圧の方にご紹介している処方です。

平素はそれほど血圧は高値ではないのですが、ストレス過重が継続(仕事や人間関係など)した場合、神経症状を伴うふらつき、めまい、頭痛などを生じることがあります。このような時に血圧を測定すると平素よりも高めとなるような方の「証」に向いている方剤です。
他のメーカーでは主にエキス細粒剤を製造・販売※していますが、一元製薬の釣藤散(ちょうとうさん)は錠剤タイプという稀少なアイテムですので、人気があり当店でもリピーターの多い製剤です。

chyouto

pccart

spcart

※他のメーカーにおける釣藤散(ちょうとうさん)の製剤を紹介しているサイト

処方解説:釣藤散 (ちょうとうさん)
よく出ているという意味はあくまでも当店レベルでの話であり、もちろん四季を通じての繁用処方のはずです。生薬の釣藤鈎(ちょうとうこう)を主薬とした素晴らしい処方で、ご存知のように各漢方メーカーが製造している割には、ご利用されている方が少ないのでは?・・・と思のは私だけでしょうか。

釣藤散は、高血圧症・動脈硬化症で頭痛、ふらつき、手足のふるえ、不眠などに用いる処方である。イライラなどの「肝陽上亢」の証に、起床時の頭痛など「痰飲」の証を呈するものによい。従って、起床時やイライラした時に、血圧が高くなる方の頭痛や神経症に用いる。

原典の『普済本事方』には「肝厥頭暈(肝に邪気が盛んで気の上逆のために起こったふらつきや目眩、神経症)するを治す。頭目を清す(のぼせや目の充血をとる)」とある。

肝陽上亢(肝の陽気が制御できず、上に昇る)および肝風内動(肝の気が過剰に動く)に対する代表処方であり、それらによるイライラ・易怒性・のぼせ・頭痛・不眠・痙攣などに用いられる。さらに脾虚により痰飲が生じ、それが肝陽上亢に乗って頭部に達することで様々な症状(めまい、頭痛、耳鳴り、健忘、不眠など)を現すものにもよい。

脳血管性認知症において、釣藤散は自覚症状・精神症状・日常生活動作障害に対して有意な改善が認められたという研究報告がある。

【類方の処方鑑別・比較】よく迷います。。

釣藤散
イライラ、めまい、頭痛、肩こりなどに用いる。高血圧傾向を伴ったり、
のぼせなどの熱症状を伴ったりすることが多い。
精神症状、のぼせ、イライラ、午前中の頭痛、血圧高めが大きなポイント

ウチダNO.68双鈎順気エキス細粒(釣藤散)300包
ウチダNO.68双鈎順気エキス細粒(釣藤散)300包

抑肝散加陳皮半夏
イライラ、めまい、頭痛などに用いるが、熱症状はあまり伴わない。
のぼせが基本的にはあまり見られないケースに用います。
テレビ放映の影響で、2014年に一番出た処方です。
このテレビ番組直後が凄かった。。珍しくウチダNP細粒NO.94抑肝散加陳皮半夏エキス散300包もわずかに2日で欠品しました。
当店の当ホームページは日々9,000人近くのアクセスを頂きました。

ウチダNO.94抑肝散加陳皮半夏エキス散300包
ウチダNO.94抑肝散加陳皮半夏エキス散300包

温胆湯
不安で物事が決断できず、不眠が生じる。イライラ傾向は少ない。
精神症状が消化器の不調を引き起こしている。
うつ傾向に人気の処方です。

温胆湯(うんたんとう)エキス細粒G「コタロー」
温胆湯(うんたんとう)はよく引き合いのある漢方処方です。日ごろから胃腸の働きが弱い方は、胃や体の中に水分がたまりがちです。イライラやストレスで熱が発生すると、たまった水分が粘り気を帯びた液体(熱痰・ねったん)に変化すると言われています。不眠

加味逍遙散
イライラ、頭痛などに用いるが、お血傾向があり、不定愁訴が多いものによい。
のぼせなどの熱症状を伴う。 お血存在が一つのポイントです。

清上けん痛湯
頭痛全般に用いるが、肩こりなどはなく、あまり虚していない場合によい。
この処方は最近、特に良くでており、評判が良いです。
但し精神症状が伴わないケースに用います。

清上けん痛湯(せいじょうけんつうとう)エキス細粒G「コタロー」
【清上けん痛湯(せいじょうけんつうとう)について】いつも当サイトへのご来訪ありがとうございます。【頭痛・顔面痛に清上けん痛湯(せいじょうけんつうとう)】さて、本日のトピックス。 頭痛(偏頭痛)や顔面痛の特効漢方。 麻痺ではなく「痛み」によく
スポンサーリンク

一元錠剤 釣藤散の概要

一元錠剤 釣藤散

医薬品区分 一般用医薬品
薬効分類 釣藤散
承認販売名
製品名 一元乃錠剤釣藤散
製品名(読み) イチゲンノジョウザイチョウトウサン
製品の特徴

使用上の注意
■相談すること
1.次の人は服用前に医師,薬剤師又は登録販売者に相談すること
(1)医師の治療を受けている人。
(2)妊婦又は妊娠していると思われる人。
(3)胃腸虚弱で冷え症の人。
(4)今までに薬などにより発疹・発赤,かゆみ等を起こしたことがある人。
2.服用後,次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので,直ちに服用を中止し,この文書を持って医師,薬剤師又は登録販売者に相談すること

[関係部位:症状]
皮膚:発疹・発赤,かゆみ
消化器:食欲不振,胃部不快感

3.1ヵ月位服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し,この文書を持って医師,薬剤師又は登録販売者に相談すること

効能・効果 体力中等度で,慢性に経過する頭痛,めまい,肩こりなどがあるものの次の諸症:慢性頭痛,神経症,高血圧の傾向のあるもの
効能関連注意
用法・用量 食前又は食間に服用する。

[年齢:1回量:1日服用回数]
大人:5錠:3回

用法関連注意

成分分量 15錠中

水製エキス 1200mg (チョウトウコウ・キクカ・ハンゲ・バクモンドウ・ブクリョウ・ニンジン・ボウフウ・セッコウ・チンピ各2000mg,カンゾウ・ショウキョウ各667mg)

添加物 トウモロコシデンプン,乳糖,ステアリン酸マグネシウム

保管及び取扱い上の注意

(1)小児の手のとどかない所に保管すること。
(2)直射日光をさけ,なるべく湿気の少ない,涼しい所に密栓して保管すること。
(3)誤用をさけ,品質を保持するために,他の容器に入れかえないこと。
(4)保存の状況が悪いと,場合によっては虫,カビ等がつくことが考えられますので,上記の注意を必ず守って下さい。

消費者相談窓口 会社名:一元製薬株式会社
住所:〒171-0043 東京都豊島区要町3-4-10
問い合わせ先:お客様相談室
電話:03-3973-2917
受付時間:9:00~17:00(土,日,祝祭日を除く)

製造販売会社 一元製薬(株)
会社名:一元製薬株式会社
住所:東京都豊島区要町3-4-10
販売会社 (株)イチゲン

剤形 錠剤
リスク区分等 第2類医薬品

pccart

spcart

プロフィール
この記事を書いた人
管理薬剤師 遠藤

プロドラッグ代表取締役/薬のプロたん・管理薬剤師/腑侶鍛漢方医学研究所・所長/昭和24年生/元病院薬剤師/神奈川県平塚市、横須賀市、横浜市、東京都目黒区等転居/東京都青梅市現住/趣味:古代史研究・神道研究・ネット散策・知らない町ウォーキング・写真・バイク・男の料理等/健康管理:西洋医学+東洋医学+漢方医学にて養生/座右の銘:日1日が余生

管理薬剤師 遠藤をフォローする
この記事が気に入ったら
いいね!しよう。
最新情報をお届けします。

腎臓病でお悩みではありませんか?

泌尿器系疾患(腎臓病)と和漢生薬製剤

慢性腎臓炎、膀胱カタル(膀胱炎)、尿道炎、妊娠腎、妊娠中毒症、感冒その他高熱性疾患後の腎炎、高血圧症、以上の諸症及び脚気に起因するむくみ、動悸、頭痛、肩こり、めまい、耳鳴り、手足のしびれなど。

効果のある和漢生薬製剤を当店開設以来、28年間、皆様にご紹介しております。その名も腎臓仙(じんぞうせん)と、還精(かんせい)と言います。

特に日常の検査数値(例えばクレアチニン、尿素窒素、尿酸値など)が気になる方。ぜひ特集記事をご覧ください。

 
 
特集記事一元錠剤漢方
スポンサーリンク
管理薬剤師 遠藤をフォローする
プロたん漢方2・漢方総合公式サイト