荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)の季節がそろそろ・・・
さて、遅ればせながら、花粉症の漢方のお話です。
【荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)の季節】
25年間のプロたん接客相談の中で、花粉アレルギーのご相談の構成比は大ですね。
地理的にも当店舗の立地する青梅市は、スギ花粉の全国有数のメッカである奥多摩連峰を背景にした都市です。
毎年の飛散量の多い、少ないは全く関係なく、お若い学生さんから、シニア世代に至るまで、毎年の花粉症の悩みは尽きません。
その中で例年一番多く引き合いのある製品が2つございます。
他の処方はダメとは申しませんが、ここで合えて2つに絞込みました。
① ■荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)という処方。
(製剤)特に鼻づまり酷く、後鼻漏など著しい時。
※三和の荊芥連翹湯 錠剤タイプ 細粒タイプ
→ https://www.protan2.com/sanwa/archives/104
② ■葛根湯加川弓辛夷(かっこんとうかせんきゅうしんい)という処方。
(製剤)鼻づまり、蓄膿症(副鼻腔炎)、慢性鼻炎など全般的な体質改善に。
※大草の鼻優S(びゆうえす) 錠剤タイプ
→ https://www.protan2.com/002/
(これら製剤の使用方法)
体質改善及び、現状の症状も緩和を期待されてお求めになられるお客が大半を占めます。
極端な話、服用を開始して、割と早めに改善する漢方製剤でして、なかには皮膚炎症状なども併発している場合には、①+② の併用療法をこの時期におススメしている次第です。