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六味丸(ろくみがん)の用い方

   

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六味丸(ろくみがん)のご注文が近年になり、ぐんと増加しております。
製剤別で見ると例えば丸剤の雄とも言える「ウチダの丸剤」、「杉原商店の丸剤」に関しては、当店では開店当初(25年前)からは「八味丸(八味地黄丸)」が単独トップの状況でしたが、最近では「六味丸」も症例が増えております。
理由としては、それだけ腎陰虚証の方々が多いということでしょうか。

 

 

もともと、日本人の胃腸そのものは非常にデリケートであり、決して大陸的ではありません。
特に近年のお若い方々(お子様を含む)は体格は宜しくても、内面的にはモロく、胃腸虚弱者のご相談があとを絶ちません。
そのような方々が40代に突入し、ストレス等も加わり「逆流性食道炎」とか「萎縮性胃炎」とか病院で診断を受けたと、当店にご相談にいらっしゃる。。

 

 

お薬もご持参されたので、拝見すると胃酸分泌抑制剤(PPI)やH2拮抗剤と防御因子系の胃腸薬や消化酵素などなど。
おまけに、なぜか医療用漢方製剤(007番)???「ゼロゼロナナ?」

本人は、とにかく、気持ち悪くて、胃がもたれて仕方ないで閉口しているとのこと。
平素はとても怖い先生なので、面と向かって話せないとおっしゃる。
運よく私の知っているドクターでしたので、その場で電話し、試しに、この医療用漢方製剤だけ服用中止にされて様子をみるということになりました。
二日後に本人からお電話があり、気持ち悪さとか、頭がぼ~っとしたり状態が治り、全然スッキリして治った。との回答です。

 

 

このように、現代のバリバリ働き盛りの年代では、「冷えの証」はもちろん存在しますが、「熱症状」の方もそれなりに多く、注意を要します。
その場合には「六味丸(ろくみがん)」を薦めております。

(六味丸と八味丸の用い方)

■六味丸は腎陰虚証(腎を冷やす物質の不足)に用います。
陰虚(熱の症状があらわている場合)

■八味丸は腎陽虚証(腎を温めるエネルギーの不足)に用いる。
陽虚(冷えの症状があらわれている場合)

 

 

【六味丸の証】

(重要)

◎皮膚は赤みを帯びて顔色も赤い。体が熱っぽく、手足がほてる。

◎体が乾燥傾向で、やせてくる。口が渇き、舌も乾き、口唇も乾燥して裂けることもある。

◎尿量は少ない。よく水を飲むのに尿量が少なくて、その色は濃い。

◎大便は硬く乾燥性で、便秘しやすい。

 

 

【六味丸の加減方】

■六味丸に附子(ぶし)・桂皮(けいひ)を加えて 八味丸(八味地黄丸)(はちみがん)

ウチダの八味丸(はちみがん)500g
ウチダの八味丸(はちみがん)2018年8月31日付 ウチダの八味丸は製造中止となりました。今後は、新商品 原末・八味地黄丸 としてリニューアルされます。(2018年9月3日新発売予定)疲れやすくて、四肢が冷えやすく、尿量減少または多尿で時に

■六味丸に枸杞子(くこし)・菊花(きっか)を加えて 杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)。

杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)はかすみ目、つかれ目、のぼせ、頭重、めまい、排尿困難、頻尿、むくみ、視力低下などに。
他社との違いは、丸剤ではなく服用しやすいサラサラした細粒。成分の「目に良い」菊花やクコ子をより多く配合しているとのことです。 私も最近は業務上OAを使用する頻度も高まり、眼精疲労でいつも目がしょぼしょぼ・・・。高齢ゆえ早速当製剤を導入したいきさつがあります。特にドライアイに有効です。

■六味丸に五味子(ごみし)・麦門冬(ばくもんどう) を加えて味麦地黄丸(みばくじおうがん)。当処方は発売以来とても人気があります。

味麦地黄丸(みばくじおうがん)エキス細粒G「コタロー」
繰り返す咳、口の乾き、肌のカユミの体質改善に【味麦地黄丸(みばくじおうがん)】■味麦地黄丸は清時代の医学書『医級』に記載されている。■別名を「八仙長寿丸」(若返りの妙薬)ともいわれる。その名の通り高齢者に使用される機会が多く、高齢者喘息や乾

 

 

【処方構成】6味

地黄・山茱萸・山薬・牡丹皮・茯苓・沢瀉

【配合生薬の特徴】

地黄(じおう):ゴマノハグサ科ジオウ属植物の根茎です。
乾燥させたものを「乾地黄」、蒸してから乾燥したものを「熟地黄」と言います。
補血(ほけつ)、強壮、止血、滋潤(じじゅん)などに効果があります。

山茱萸(さんしゅゆ):ミズキ科サンシュユの種子を除いた果実を乾燥したものです。
滋養強壮、収れん(しゅうれん)、止血、鎮痙(ちんけい)、鎮静、抗アレルギー、利尿などに効果があります。

山薬(さんやく):ヤマノイモ科ナガイモの周皮を除いた根茎を乾燥したものです。強壮、強精、胃潰瘍、食欲不振、糖尿など幅広く効果をあらわし、俗に「天然ホルモン」と呼ばれ、「若返り」の生薬とも言われています。

牡丹皮(ぼたんぴ):ボタン科ボタンの根の皮を乾燥したもの。
血中の熱をさまして活かす作用を持ちます。
消炎、止血、鎮痛などに効果があります。

茯苓(ぶくりょう):サルノコシカケ科のマツホド菌の菌核を乾燥し外皮を除いたもの。伐採されて数年を経たアカマツやクロマツの根に寄生。
地中深さ20~30cmあたりに塊状の菌核を形成します。
利尿作用、健脾(けんひ)、滋養、鎮静、血糖降下などに効果があります。

沢瀉(たくしゃ):オモダカ科サジオモダカの根茎を乾燥したもの。
水分代謝を調整し不要な水分を排泄する作用を持ちます。
利水(りすい)、止渇(しかつ)などに効果があります。

 

 

【配合生薬の薬理】

本方は三補、三瀉の処方であるが、あくまで地黄、山茱萸、山薬の補薬が中心(特に地黄)である。

三補の働きは腎陰(あるいは腎精)を補い、発育の促進、老化の抑制を助ける。

牡丹皮、沢瀉、茯苓の三瀉の役割は、余分な熱や水滞を取り除いて補薬の効果を高め、処方全体の薬性を穏やかにし、長期服用を可能にする。

 

 

【六味丸の特徴及び類方】まとめ

六味丸(ろくみがん)
腎陰虚のファーストチョイス。発育障害(小児)や
老化の予防に使われる。

ウチダの六味丸(ろくみがん)500g
ウチダの六味丸(ろくみがん)疲れやすくて尿量減少または多尿で、時に口渇があるものの次の諸症:排尿困難、頻尿、むくみ、かゆみウチダの六味丸医薬品区分 一般用医薬品薬効分類 六味丸(六味地黄丸)承認販売名製品名 ウチダの六味丸製...

 

杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)
六味丸に目の疲れ、かすみや充血をとる枸杞子・菊花を加えて、
六味丸タイプに目の症状を伴うものに使われる。

杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)はかすみ目、つかれ目、のぼせ、頭重、めまい、排尿困難、頻尿、むくみ、視力低下などに。
他社との違いは、丸剤ではなく服用しやすいサラサラした細粒。成分の「目に良い」菊花やクコ子をより多く配合しているとのことです。 私も最近は業務上OAを使用する頻度も高まり、眼精疲労でいつも目がしょぼしょぼ・・・。高齢ゆえ早速当製剤を導入したいきさつがあります。特にドライアイに有効です。

 

 

八味丸(八味地黄丸)(はちみがん)
腎陽虚のファーストチョイス。腰から下が冷えると重だるく、
夜間排尿のある方に使われる。

ウチダの八味丸(はちみがん)500g
ウチダの八味丸(はちみがん)2018年8月31日付 ウチダの八味丸は製造中止となりました。今後は、新商品 原末・八味地黄丸 としてリニューアルされます。(2018年9月3日新発売予定)疲れやすくて、四肢が冷えやすく、尿量減少または多尿で時に

牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)
八味丸にむくみ、しびれをとる牛膝・車前子を加えて、
働きをさらに強化した。

ウチダの原末・牛車腎気丸(げんまつ・ごしゃじんきがん)500g
ウチダの原末・牛車腎気丸げんまつ・ごしゃじんきがんウチダの牛車腎気丸が新発売されました。原末をそのまま使用した(丸剤・エキス共に)牛車腎気丸は、日本初の発売となります。突然!久々の大物商品の発売で、ちょっと驚きました。。ウチダ和漢薬さんの丸

 

 

【各大手メーカーから発売されている製剤と価格】

六味丸の処方で、当店で取り扱っている製剤。

六味丸

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