炙甘草湯は、体力をつけ、動悸や息切れをやわらげる漢方処方です。

   

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炙甘草湯(しゃかんぞうとう)は、体力をつけ、動悸や息切れをやわらげる漢方処方です。

突風と雨。春の嵐のようですね。
どうぞ皆様もお気をつけください。

【ゴールデンウィークの休日】

そろそろゴールデンウィークも近づいて参りました。
当店は暦(こよみ)通りの土・日・祝の定休ですので、
結局、29日と2日・3日・4日・5日・6日がお休みです。

※この日はメーカーセンターも休日となりますので、
当店の発送はありません。

※例年通り、私が当直薬剤師として入りますので、会員様からの
緊急のご用件、ショッピングカートからのご予約などを
お受けできます。(発送は休日明けとなります)

お休み中のお電話(緊急用): 0428-25-8682

店長メール: http://protan2.com/ask/

【本日の処方解説シリーズ】

本日は炙甘草湯(しゃかんぞうとう)という方剤です。

動悸や息切れをやわらげる漢方薬です。

「救心」や「六神丸」、牛黄製剤と違い、
緊急時ではなく、慢性疾患対応の漢方処方となります。

※全体的な漢方処方の動きから比較しますと、当処方は
動きは極めて緩やかです。

※しかし、根強いユーザーは意外と多くいらっしゃいまして、
無いと当方も困りますので、取り扱いリストからは外せません。

【炙甘草湯(しゃかんぞうとう)の概要】

■体力をつけ、動悸や息切れをやわらげます。

■顔色が悪く疲れやすい人で、皮膚の乾燥や口の渇き、
便秘(コロコロ便)などをともなうときに適します。

【炙甘草湯の構成生薬と主な働き】

炙甘草湯の構成生薬は下記の9味です。

■滋養作用のある「炙甘草」や「人参」
■動悸によいとされる「桂皮」や「阿膠」
■水分を保持する「麦門冬」や「麻子仁」
■貧血症状を改善する「地黄」

これらが渾然一体となりよりよい効果を発揮します。

・炙甘草(シャカンゾウ)
・人参(ニンジン)
・桂皮(ケイヒ)
・阿膠(アキョウ)
・麦門冬(バクモンドウ)
・麻子仁(マシニン)
・地黄(ジオウ)
・大棗(タイソウ)
・生姜(ショウキョウ)

■方剤名でもある主薬の「炙甘草」は、火であぶった甘草のことをいいます。
火を通すことで、体力を補う作用が強まるとされます。

■適応証(体質)は、虚証(虚弱)、燥証(乾燥)となります。

【甘草成分のための注意事項】

■適さないケース→ アルドステロン症、ミオパシー(筋肉障害)、低カリウム血症。

■注意が必要なケース→ 胃弱(食欲不振、吐き気、嘔吐)、下痢や軟便のある人など。

※従って初めて服用される場合、気になる点などありましたら
ご注文前に必ず当方の薬剤師とご相談ください。

【炙甘草湯の特徴】

■炙甘草湯(しゃかんぞうとう)は、別名を復脈湯ともいいます。

■心悸亢進と脈の結滞とを目標にして用いるが、脈の結滞のない場合にも用いてよいとしています。
益気通陽・滋陰補血

■炙甘草湯:は、補気生津の炙甘草が主薬で人参・大棗で補佐されています。

■滋陰の地黄・麦門冬・阿膠は陰血を滋補し、麻子仁とともに潤腸通便に働きます。

■辛温の桂枝・生姜は血脈を通じます。

■心陰陽両虚
脈の結代・動悸・息切れ・焦燥感・不眠・不安感・便が硬いあるいは便秘

■肺気陰両虚
乾咳・無痰あるいは少痰・痰に血が混じる・るい痩・息切れ・自汗あるいは盗汗・喉の乾燥・便秘

【当店で取り扱っている炙甘草湯の製剤】

大手漢方メーカーでも取り扱いの少ない漢方処方です。
松浦漢方及び剤盛堂にラインアップされており、その存在は希少価値と思います。

■炙甘草湯エキス細粒(松浦)37番

※こちらは繁用で、多くの顧客様がいらっしゃいます。
※500g徳用ボトル入りと300包徳用の2アイテムを取り扱っていますが、
両方ともに人気があります。(最近は500g徳用ボトルが多いです。)

こちら→ https://www.protan2.com/cart/goodslist.cgi?in_kate=200-4-37

■シンキ粒 500gバラ (炙甘草湯):剤盛堂(隋証シリーズ)上級者向き

※こちらは濃厚のエキス散の製剤で、分包はなく、当店では年に1度ずつ、
2~3人のお客様がご希望されるに留まっています。
※従って、お取り寄せ商品となります。
※平日2日ほどお待ち頂ければ発送可能です。

こちら→ https://www.protan2.com/cart/goodsprev.cgi?gno=2006041170

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【ご注文方法】ご注文は、小太郎漢方匙倶楽部の商品のため、メーカー意向により、当店の薬剤師又は登録販売者への直接のお電話注文となります。 カートに載せての販売はしておりません。ご希望のお客様はお電話をお待ちしております。「薬のプロたん」0428-25-8682(東京都・青梅市)

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当店の全国都道府県別の送料を一覧表としております。(2017年10月~)
参考サイト
お薬と言ってもセルフケアを目的とした市販の漢方薬です。ばあばは虚弱なもので、あまり強い薬は飲めません。そこで漢方なのですが、漢方の中でも特にマイルドな、かつ自身の体にフィットする方剤を専門家である薬剤師さんにお願いをしています。
【プロたんサイト構築について】(会社設立)「保険調剤(処方せん応需の保険指定)」と「漢方薬のご相談」。この業界では「二つの要素」は決して両立は無理との指摘のあった保険薬局の運営。これら「大きなテーマ」に挑戦すべく「プロたん薬局(プロドラッグ
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