会員特割は10月31日まで延長いたします。平素の特割の2倍、最高1,500円のお値引きとなります。食欲の秋にちなみ「胃腸の漢方」、「水毒改善の漢方」など多くの漢方を取りそろえ、お待ちしております。どうぞ宜しくお願いいたします。

半夏白朮天麻湯(はんげびゃくじゅつてんまとう)の怪?

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「この漢方、ひょっとして私に向いていますでしょうか?」と、お若い女性のお客様が、本屋で売られている「漢方ブック」を片手に、ご来店されるケースが増えたと思います。。
昔では、有り得ません。
別に威張るつもりは毛頭ありませんが、漢方相談を実施している薬剤師としては複雑な気持ちです。(笑)

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今から二十年も前、開店当初の頃のお客様は、薬局へ恐る恐るご来店されて、いろいろの体質や健康相談をされ、薬剤師がお客様に合う処方をいろいろとご紹介したものです。

現在も、基本的には当店はそのようなスタイルなのですが・・そのアプローチというか・・内容が微妙に変化してきました。何かこちらがいきなり面接を受けているような気がして・・ネットの普及はお若いママさんの「お買い物上手?」にも繋がっているようで・・・いやはや汗顔の至りです。知らぬは小生のような昔気質の店主。

今、ご家庭内へのIT化は「ひかり」とか「こだま」だかワケわかりませぬが、ブロードバンドの全面開通とコストダウンで大きな革命を起こしている模様。

直接、お客様のヤングママさんからお聞きしましたが、プロバイダー同士の熾烈な戦いを逆手にとって、「無料サービス期間」を「渡り歩く??」豪傑もいるそうで、方法論の是非はともかくとして、かなりお若い主婦らも「ガッツ」入ってますよ~。頼もしい限りです。(嫌味抜きで・・あっけらかんとしてますね。)

どれどれワシが診てあげましょう・・・・ふ~む・なるほどなるほど・・・これは典型的な「お血症状」ですな。一か月分でおおよそ、ン万円ぐらいでしょうか。。・・1年ほどお続けになって・・・・・・・・なんて仕事をしていたら、それこそ彼女らからは総スカンどころか『○ちゃんねる』に投稿されちゃうかも・・・・『間違いだらけの漢方選び』とか・・・・・汗。

情報の流れがお客様へ先に到達しているため、あとは我々にその「確認」をとりに来られる患者さんが極めて多いですね。

テレビ健康番組や、インターネット、そして前述した一般向けの「漢方専門書」などまさに溢れるばかりの情報がパンパンに詰まった頭でおいでになる。

どれどれと。。。老眼鏡にかけ直して、彼女の持参した書籍を見ると、「半夏白朮天麻湯」というページを開いている。
初対面で開口一番、こういう風景が特に当店ではごく当たり前になりました。皆さんしっかりしてますよ。かないません。
まさに生涯学習。時代変われば、シーンも変革する。。しかし、この世界だけは変わらぬと思ったのですが、甘かったのか。。

彼女は延々と話を続ける・・・「私、この先生の書かれている本は何冊か読みましたが、凄くていねいで判りやすいですね・・・。お読みになりました?」
「・・・・・・。(汗)」
「この先生の書かれていること、すっごく私的(ワタクシテキ)に、ぴったりリンクされちゃうんです。驚いちゃった。」
(な・・・なんだ・・そのぉ ワタクシテキに言ってワシの説明ではわかりにくいのかの?ワシとのリンクは駄目か?・・・・。)なんちゃって。。

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【半白天】なぜこの処方がモテるのか?

そういえば・・たしかに、この処方が多くなりました。
実際は虚証を中心に、胃腸虚弱者がベースで、ひえと持続的な頭痛、または頭重感。さらに時折めまい。 貧血ではないが、とにかくフワフワ感がして、なんともダルい。そして、腹壁がたよりなく、振水音を認めるようであれば、まさにこの処方でしょう。
私の拙い記憶では、以前にはそれほどこの処方はでませんでした。
もう少し、わかりやすく言うと、手足が少々冷え、ストレスもかなりあり、ちょうど「冷房病」が慢性的になっているような状態ではないかと思います。

当店に限ってのデーターですので、必ずしも断言できませんが、職業的には「事務系」の職場の方が多いように思います。
体をほとんど動かさず、空調のしっかりきいている現代のオフィス。
OA機器を相手にカチャカチャとキーボードを叩いている事務員さん、いわゆる「内勤型」のポストに就かれている方にこのような症状が多いと小生は思います。

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【半白天】どういうタイプから支持されているか?

頭痛・脳過敏症候群と漢方

主訴の筆頭がまず頭痛。キリキリ痛むのではなく、独特の鈍痛です。
肩こりももちろんあるが、それよりも手足のしびれ感を伴う「冷たさ」。血圧も低め、顔色は青白く、プロたん流に言うならば、「静かなる美人」。(笑)
こんな感じのイメージですかね。

本当に真面目な話、この漢方をご購入されるお客様は色白の細身美人が多いです。他の処方が美人じゃないとは決して言いませんが・・・・。いや失敬。。
生薬の「半夏(はんげ)」を用いている処方には違いありませんが、半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)に用いる「神経症状」とは異質であり、なんとも曖昧なモヤモヤ感という表現を小生はいたします。

従って、自慢ではありませんが、「これききましたぁ!」という劇的リピートはなく、「飲んでいると、調子イイですねぇ~。」と静かにおいでになられます。(笑)
再来率はデーター的には抜群の処方であり、他に類する処方が少ない、製剤そのものも少ないという理由なのでしょうか。
地球温暖化で気候変動があり、さらに温暖化が進めば、「冷え性」がなくなるかも・・・・なんて、誰かさんがお馬鹿なことを言われているのを耳にしましたが、私は逆に冷えは進行するとみています。
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人体は実に「天邪鬼(あまのじゃく)」であり、手足がほてっている時は逆に冷えており、右に主訴があるときは、左に要因があり、上がのぼせる時には、下にも支障があるものです。

「半夏白朮天麻湯(はんげびゃくじゅつてんまとう)」はまさにストレス社会を生き抜いていくインテリジェンスの「よき友」となり得る・・・かどうかはわかりませんが、気・血・水のバランス調整を必要とする「働く現代人のための優秀漢方処方」の一つであることには変わりないでしょう。

確かによく売れている処方ですね。男女を問いません。もちろん年齢も。
あえて言うならば当店の顧客ですと、キャリアウーマン型の女性が極めて多いと当店スタッフの感想。
吾妻鏡の静御前・・・・心当たりのあるお客様はぜひご一考くださいまし。
通称「半白天(はんびゃくてん)」は本日も静かに動いております。

半夏白朮天麻湯の製品はこちらをご参考ください。

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