沢瀉湯 (たくしゃとう)エキス細粒G 「コタロー」

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沢瀉湯 (たくしゃとう)の処方解説

薬剤師プロたん

いつもアクセスを感謝いたします。

うすら寒いですね。お体を冷やさぬよう、十分にお気を付けください。
本日の解説は沢瀉湯 (たくしゃとう)。

【処方コンセプト】めまいのファーストチョイス。

立ちくらみから回転性のめまいまで。
日常生活において、周囲がぐるぐる回って見えたり、ふわふわと足が地についていないような感じがするなどの症状がめまいの特徴です。

めまいは、いろいろな病気に伴って発生しますが、漢方では頭部の水分代謝がうまく働かないために起きると考えられています。

【沢瀉湯 (たくしゃとう)の用い方】

みぞおちあたりに水が溜まり、まるで頭に物をかぶったようになり、横になっていても目を閉じていても、グルグル回っているような感じがして、
歩くのも困難な方の回転性のめまいにも適します。

■漢方では、構成生薬が少ないほど激しい症状や急性期に使われ、逆に薬味が多いほど症状が落ち着いた慢性期に用いるといわれています。

■本方は沢瀉と白朮の組み合わせで、 少ない薬味(2つの生薬)で構成されているので、切れ味がよく、非常に激しく急激に来ためまいに活用されています。

■『金匱要略』には「心下に支飲ありて、其の人 冒眩(ぼうげん)に苦しむは、沢瀉湯之を主る」とある。

※支飲(しいん) :病的な水分が胸膈(きょうかく)や胃院部に停滞する病証。

※冒眩(ぼうげん):目がくらんでぼうっとなること。ただのめまいではなく、もっと程度が著しい。

◆胃下垂や神経性、耳性などさまざまな原因によるめまい、船酔い、メニエール病、ヒステリー、癲癇などに応用されている。

◆当店の応用としては、突発性難聴、耳鳴りなどに用いて、かなりの成果をあげたことが過去あります。特に近年では激増中の突発性難聴は、病院では精神・神経用剤の処方例が多く、これについては当方は敢えて否定しません。しかし中高年にはやはり漢方が奏功いたします。全部の事例が全て、沢瀉湯に限局するわけではありませんが、基本的に水毒傾向が強く、さらにストレス加重、頭重の状態の場合には沢瀉湯を用いて、なんと即効で治癒した症例も有るくらいです。1ヶ月服用されて様子を見て、少しでも改善しているようでしたら、概ね3か月間は経過を見ながら継続投薬をお願いしております。状態が次第に緩和され、聴音等、改善されているようでしたら、様子を見ながら飲み切り、廃薬とします。

【処方構成】2味  非常に単純明快。。効きます。

■沢瀉は寒性の利水薬で、白朮は温性の利水薬である。

■脾胃の水毒(病的な水分)が何らかの原因で動き、
それをこの2味で取り除き、動揺を鎮める。

■寒性・温性の相反する働きの2味から成っているため拮抗しており、
大きく陰陽のどちらかへ偏ることはなく大変使いやすい。

■五苓散、当帰芍薬散の原方といわれている。

2生薬の妙味

◎沢瀉 降気・利水

◎白朮 健胃・利水

【類方比較】

◎沢瀉湯
普通のめまいから、横になって安静にしていても治まらない激しいめまい(回転性)にも。

立ちくらみから回転性のめまいまで。日常生活において、周囲がぐるぐる回って見えたり、ふわふわと足が地についていないような感じがするなどの症状がめまいの特徴です。

◎釣藤散
高血圧の傾向で、のぼせやすい方のめまい、頭痛に。

よく出ているという意味はあくまでも当店レベルでの話であり、もちろん四季を通じての繁用処方のはずです。生薬の釣藤鈎(ちょうとうこう)を主薬とした素晴らしい処方で、ご存知のように各漢方メーカーが製造している割には、ご利用されている方が少ないのでは?・・・と思のは私だけでしょうか。

◎苓桂朮甘湯
急に立ち上がったり、振り向いたりするとふらっとするような立ちくらみやふらつきに。

苓桂朮甘湯は、「傷寒論(しょうかんろん)」という中国の古い書物に記載されている漢方薬です。茯苓(ぶくりょう)、桂皮(けいひ)、白朮(びゃくじゅつ)、甘草(かんぞう)という4種類の薬草から構成されます。

◎当帰芍薬散
貧血、冷え症で生理不順などを伴う方のめまいに。

冷え性改善の漢方薬と言えば、その代表処方は当帰芍薬散です。毎年、この時期、1月~2月の底冷えする時期には必ずご注文を頂きます。 ★当帰芍薬散は例え妊娠していても服用できる唯一の漢方処方として有名です。お婆ちゃんの「知恵袋」として、代々伝承される漢方療法として、「安産の漢方」とも当帰芍薬散は言われてきました。

【製剤のご紹介】

小太郎漢方から発売されており、よくご所望いただきます。

●沢瀉湯(たくしゃとう)エキス細粒G「コタロー」

kota500

■沢瀉湯エキス細粒G「コタロー」90包
税込 5,832円

■沢瀉湯エキス細粒G「コタロー」500g徳用ボトル(計量サジ付
税込 17,850円

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沢瀉湯エキス細粒G「コタロー」の概要

沢瀉湯エキス細粒G「コタロー」

項目 内容
医薬品区分 一般用医薬品
薬効分類 その他の漢方製剤
承認販売名
製品名 沢瀉湯エキス細粒G「コタロー」
製品名(読み) タクシャトウエキスサイリュウGコタロー
製品の特徴

日常生活において,周囲がぐるぐる回って見えたり,ふわふわと足が地についていないような感じがするなどの症状がめまいの特徴です。

めまいは,いろいろな病気に伴って発生しますが,漢方では頭部の水分代謝がうまく働かないために起きると考えられています。

沢瀉湯エキス細粒G「コタロー」は,みぞおちあたりがつかえ,頭にものをかぶったような頭重感から,
立つことや歩くことが難しくなったり,横になって目をとじていても,グルグル回っているような激しいめまいに用いられるお薬です。

使用上の注意

■してはいけないこと
(守らないと現在の症状が悪化したり,副作用が起こりやすくなります)
次の人は服用しないでください
生後3ヵ月未満の乳児。
■相談すること
1.次の人は服用前に医師,薬剤師または登録販売者に相談してください
(1)医師の治療を受けている人。
(2)妊婦または妊娠していると思われる人。
2.1ヵ月位服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し,この文書を持って医師,薬剤師または登録販売者に相談してください

効能・効果 めまい,頭重
効能関連注意 体力に関わらず,使用できる。

用法・用量 食前または食間に服用してください。
食間とは……食後2~3時間を指します。

[年齢:1回量:1日服用回数]
大人(15歳以上):1包または1.5g:3回
15歳未満7歳以上:2/3包または1.0g:3回
7歳未満4歳以上:1/2包または0.75g:3回
4歳未満2歳以上:1/3包または0.5g:3回
2歳未満:1/4包または0.37g:3回

(大入り剤に添付のサジは,大が1.0g,小が0.1gの計量用となっております)

用法関連注意

(1)小児に服用させる場合には,保護者の指導監督のもとに服用させてください。
(2)1歳未満の乳児には,医師の診療を受けさせることを優先し,止むを得ない場合にのみ服用させてください。
成分分量 3包(4.5g)中   成分 分量 内訳
水製エキス 2g (タクシャ4.8g,ビャクジュツ2.4g)

添加物 含水二酸化ケイ素,ステアリン酸マグネシウム,トウモロコシデンプン,アメ粉

保管及び取扱い上の注意

(1)直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管してください。
(2)小児の手の届かない所に保管してください。
(3)他の容器に入れ替えないでください。
(誤用の原因になったり品質が変わることがあります)
(4)水分が付きますと,品質の劣化をまねきますので,誤って水滴を落したり,ぬれた手で触れないでください。
(5)1包を分割した残りを服用する場合には,袋の口を折り返して保管し,2日以内に服用してください。(分包剤のみ)
(6)湿気などにより薬が変質することがありますので,服用後は,ビンのフタをよくしめてください。(大入り剤のみ)
(7)使用期限を過ぎた商品は服用しないでください。
(8)ビンの「開封年月日」記入欄に,ビンを開封した日付を記入してください。(大入り剤のみ)

製造販売会社 小太郎漢方製薬(株)

添付文書情報
会社名:小太郎漢方製薬株式会社
住所:〒531-0071 大阪市北区中津2丁目5番23号
販売会社
剤形 散剤
リスク区分 第2類医薬品

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小太郎漢方・匙倶楽部シリーズをご希望のお客様へ

yakuzaishi
代表電話:0428-25-8682
※平日のみ10時~夕刻5時まで
※電話口で必ず「小太郎の、さじくらぶの問合せ。」とお話ください。
※すぐに担当薬剤師に代わります。
※緊急時薬剤師直通:090-1653-9903

なお、初回お申込みのお客様は、漢方相談の事前に会員登録を必須といたします。(必ず、現在使用中の薬剤、既往歴、アレルギー歴などご記入ください。秘密厳守いたします。)
また、メールアドレスが無いお客様も、お電話で会員登録が可能ですので、お気軽にご相談ください。

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【薬剤師からのお願い事項】
当、小太郎匙倶楽部シリーズは、数ある漢方製剤の中でも、素材が極めて良質、かつ各製剤は専門性を有し、ご希望の際は薬剤師である私、遠藤か「薬のプロたん」の店長田中とご相談の上、お申込み頂く形となります。
特に初めてのお客様から「なぜネットから購入できないのか?」とのお問い合わせを日々頂きますが、このシリーズは、当店のショッピングカートを駆使した買物システムは使用できません。
例え今回「ネット販売が解禁」であっても、このシリーズだけは特別であって、前述の通りの手順を経てお渡しという形となります。また、当然ですが投薬後のアフターフォローも実施いたします。
電話で価格についての交渉をされる方も多いですが、既に販売価格はサイト上に提示しており、一切ご容赦頂いております。
なお、冷やかし半分、かつ長時間電話をされる方がいらっしゃいますが、後に控えている他のお客様へのご迷惑となりますので、問答無用で断りしております。
自身の慢性的な疾病と向き合い、優良な漢方製剤で真剣にQOLを少しでも改善したいとお考えになるお客様のみ、お渡しできる漢方とご理解ください。

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水戸光圀公の由来の地。水戸は古くから医学、民間療法、日本の漢方家を輩出しているようです。その一人が原南陽先生です。「戦陣の漢方」を考案した大家と伺っています。甲字湯は打撲すると内出血を起こす方、のぼせて足が冷え、肩こり、頭痛を訴える方に効果があります。