奔豚気病(ほんとんきびょう)の漢方療法

   

「奔豚気病(ほんとんきびょう)」の漢方療法

唐突ですが、かなりストレス溜まっていらっしゃいませんか?
いや、少なからずもあるが、それほどでもない・・
まあまあ・・・・というお客様は、どうぞスルーしてください。

今日はそうではなく、かなり「ディープ」な状況の方への漢方のお話です。
【奔豚気病(ほんとんきびょう)とは?】

不安観念が非常に強く、人前にでると緊張してドキドキしたり、ストレスが溜まりやすくイライラしやすい神経質な方の精神不安、動悸を伴った状態を奔豚気(ほんとんき)と呼びます。
もちろん漢方用語です。

つまり、胸腹部をちょうど子豚が走り回るような感覚を例えてこのように呼ばれています。

ヒステリー性の心悸亢進に相当するもので、発作的に下腹部から胸に突き上げてくる激しい動悸(あるいは腹痛)を起こします。

証は現代医学風に言えば、パニック障害、強度の不安神経症、神経性心悸亢進、心臓神経症などに該当いたします。

このような場合、当店では柴胡加竜骨牡蛎湯(ウチダNO.34)を主に用いますが、例えばさらに脾胃の水毒や急迫している状況のケースの場合には、なかなか効果が上がりにくいと思いました。
胃内停水がひどいと、歩いていてもドボドボする状態。覚えございませんか?

このケースでは苓桂甘棗湯(りょうけいかんそうとう)を用いると大変良いと思います。。

実際に小生も服用いたしましたが、実に良く効きますね。
具体的には1週間~10日程度で随分と楽になるのを自覚いたしました。
小生の場合、胃酸過多傾向になりますと、すぐに目が回る。
つまりひどいめまいを覚えます。
このような時に著効するのが苓桂甘棗湯(りょうけいかんそうとう)です。

というわけで、私のとっておきの漢方薬としても位置づけております。

効き目にはもちろん個人差はありますが、今まで漢方の神経用剤と言われている方剤の中では効果の面でかなり上位に入ると思います。

失礼ながら、皆様も何かの時にはぜひ、当処方を思い出してください。
きっとお役に立つ処方と思いました。

それでは実際の製剤のご紹介をしておきます。
当処方は私が知る限りでは取り扱いメーカーさんが極端に少ないと思います。
それだけに希少価値とも言えます。

苓桂甘棗湯(りょうけいかんそうとう)
→ http://www.protan2.com/kota2005/archives/139

胃内停水や、嘔吐、胃酸過多、胃痙攣など消化器の機能的障害などにも用いられます。

【苓桂甘棗湯の成分】

・茯苓 利水鎮静

・大棗 急迫煩躁の緩和

・桂皮 気上衝を下げる

・甘草 急迫煩躁の緩和

【効能・効果】

体力中等度以下で,のぼせや動悸があり神経がたかぶるものの次の諸症:動悸,精神不安

【小太郎漢方の苓桂甘棗湯(りょうけいかんそうとう)】

小太郎漢方から、苓桂甘棗湯のエキス細粒剤が発売されております。

苓桂甘棗湯エキス細粒G「コタロー」90包

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