ヨクイニンS「コタロー」と一元ハトムギ錠との効果の違いは

   

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またまたハトムギのお話。。とても人気がありますね。健康食品、いわゆるサプリや化粧品などにも多く使用例がありますが、本日のお話は医薬品カテゴリーにおける「局方ヨクイニン」がテーマです。
ご存知のように生薬製剤として、全国の薬局・薬店で販売されており、第3類医薬品に区分されます。

それで、「ヨクイニンS「コタロー」と一元ハトムギ錠との効果の違いは・・」とのご質問ですが、どうにも弱りました。。
製剤の内容的(エキスか?原末か?)な違い、価格とか、包装とか全く違うのですが、どっちが効くのか?右か、左か?結論を・・・ということですね。
実は病院薬剤師として勤務していた時代に小太郎さんのヨクイニンエキス錠「コタロー」を随分と調剤室で皮膚科処方を受けておりました。臨床上は極めて有効であることを長期に渡り体験しております。


また、自身が薬局を開設しオープンしてからは、一元漢方「ハトムギ錠」を導入し、一般用医薬品である「ヨクイニンS」と20数年間、併売してきたわけです。
実際に難病である膠原病(例えばエリテマトーデスとか)やベーチェットの患者様にも一元「ハトムギ錠」が良いと喜ばれたこともあります。
従って効果比較は何ともここでは申し上げられません。

参考サイト
ばあばの皮膚の漢方養生。ヨクイニン(ハトムギ)はばあばにとっては大切な漢方素材。

さて、話を進めて・・・。

まずは、ヨクイニンS「コタロー」ですね。申すまでもなく、とても人気のある製品です。【効能・効果】は皮膚のあれ、いぼ ・・・・ということで、とても簡素化された効能なのですが・・・。(;´∀`)
やはり、医療用として過去から支持されてきたバックボーンは強いですね。ファンのお客様は他社製品には全くご興味が無い模様で。。いやはや・・汗
当店での売れ行きは一元「ハトムギ錠」の数倍はいくと思います。(ケースでお求めもの顧客様もいらっしゃいます。ご家族で。)
それでも最近は、リーズナブル志向というか、原末を混合している一元「ハトムギ錠」の売上げが次第に伸びております。増税の影響もあると思いますよ。。こう生薬の価格が上昇したのでは、セミユーザーの方々の漢方離れに繋がらなければ・・・と、案じております。
え~、話が脱線したので元に戻しましょう。。

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ヨクイニンS「コタロー」の話に戻ります。用法・用量、成分・分量については以下の通りです。
【製薬会社】小太郎漢方製薬
【品名】ヨクイニンS「コタロー」
【効能・効果】効能・効果 皮膚のあれ,いぼ

【用法・用量】
食前または食間に服用してください。
食間とは・・・食後2-3時間を指します。

年齢 1回量 1日服用回数
15歳以上 5錠 3回
7歳以上15歳未満 3錠
5歳以上7歳未満 2錠
5歳未満 服用しないでください

【成分・分量】(本剤15錠中)
ヨクイニンエキス・・・2.00g
日局ヨクイニンエキス11.8gから抽出した水製エキス2.00gを含有しています。
添加物として、カルメロースカルシウム、軽質無水ケイ酸、結晶セルロース、ステアリン酸マグネシウム、乳糖、粉末糖を含有しています。

製品詳細はこちらでじっくりとご検討ください。

従来より医家から圧倒的な支持を得てきた医療用のヨクイニンエキス錠「コタロー」。
適応症において「尋常性疣贅・疣贅」で、かつ効能・効果として「効能青年性扁平ゆうぜい,尋常性ゆうぜいを治療するいぼ内服薬」、そして用法・用量は「1日9~18錠3分服」として、より臨床的視野からこの製品が処方されてきた経緯がございます。
近年では地域の中核病院皮膚科においても、特にヨクイニンエキス錠「コタロー」を処方するケースはさして珍しいことではなくなりました。医療用の漢方製剤についても同様です。
従って、同じメーカーから発売されているOTC医薬品であるヨクイニンS「コタロー」の需要も増加しているという按配で。

ハトムギ錠

(写真はハトムギ錠の1000錠大瓶タイプ)

次に一元製薬のハトムギ錠の話。

現在、東京都青梅市にある我が店舗「薬のプロたん」と直営サイト「プロたん漢方2」においては、前述しましたように近年その需要が伸びております。実は昨年の夏あたりから次第に一元「ハトムギ錠」のご注文が増えております。
そして本年(2016年)4月を起点として、特に店主は販売促進はしていませんが一元「ハトムギ錠」のお申し込みが急速に増加しています。
この現象は当店だけでしょうか?

製品詳細は

ただ、お客様方からは、お問合せも多く「もう少し安くならないのか?」や「ヨクイニンSもいいけど、もう少しお安い商品は無いのか?」とのご質問。そのような時に必ずお勧めするのが当アイテムです。一元漢方は錠剤漢方を得意としている数少ない漢方メーカーです。つまり現在の主流が「エキス細粒」でありますが、当メーカーの錠剤は原則「原末+エキス剤」の混合製剤をシリーズ化しております。

一元製薬のハトムギ錠(100錠中ヨクイニン末22.5g,ヨクイニン水性エキス2.5gを含有)
お客様から日々ご注文を頂いておりますが、上記「コタロー」との大きな違いは、一元の方は「原末+エキス」ということですね。

【製薬会社】一元製薬
【品名】ハトムギ錠
【効能・効果】
排膿、利尿、鎮痛作用がある。
関節の浮腫、皮膚のさめはだ、身体の疼痛
(リウマチ、神経痛)いぼ

【用法・用量】
1回大人2~8錠
7~13才1~4錠
1日3回食前1時間あるいは空腹時、温湯で服用

【成分】100錠中
日局 ヨクイニン末22.5g
日局 ヨクイニンの水性エキス2.5g

それでは、本題に戻り・・・どちらが「効き目」が良いか?という御質問の件。。とても難しい。
本当は「両方ともに効きます」と、言いたいのですが、なんともはや難しいですな・・・。
ほぼ同等ではないかと思います。。(;´∀`)

いずれにしても、昔から、いぼとりとして利用されてきた「ハトムギ」ですが、漢方処方の一成分とし、美肌効果、利水効果など非常に利用範囲が広い生薬ですね。
どちらがよろしいか、じっくりとご検討くださいまし。

文責:薬のプロたん
住所:東京都青梅市長淵5-543
有限会社プロドラッグ
お客様漢方相談室
受付時間:月~金曜日 10:00~17:00(祝日を除く)
電話:0428-25-8682

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