花粉症の漢方療法【プロたん漢方2】

   

 毎年、春先になると、あちらこちら「くしゃみ」が聞こえるようです。

数年前はインフルエンザが大流行をきたし、しばらくは一般のかぜとの混合型が残存しており、近年になく医療機関は混乱いたしました。

本年は例年よりも多いとのことですが。。。。例年のアレルギー性鼻炎、いわゆる花粉症のお客様からは幸か不幸か、お問い合わせはあまりないようです。

近年、抗ヒスタミン剤の開発はめざましく、アレルゲンを強力にブロックする薬剤が各病院で処方されるようになりました。

副作用の「眠気」を抑えた優秀な薬剤も多数供給され、花粉症の時期は、アレルギー科の先生方も超多忙と聞いております。

が、今年はなぜか診療所はすいているようですね。。。。寒すぎるのか。。

しかし、潜在的な患者数は例年増加しており、飛散量が急激に上昇すればそれこそパニックになるかも知れません。

「鼻優S」錠剤タイプのサイトはこちら
さて、毎年毎年、この鼻炎症状で悩まされている患者さんにとっては実に憂鬱な時期ではありますが、五月のお節句に入る頃には次第に終息いたしますので、ただ開放感にひたり、ついつい忘れてしまうのも人情ですね。

繰り返し鼻炎症状を起こすことにより、次第に鼻粘膜・口腔粘膜が弱体化し、感作力も手伝って慢性鼻炎に移行することもございます。

この点、十分に留意され、あまり症状が頻発するようであれば、早めに漢方療法など実施することをおすすめいたします。

 東洋医学、つまり漢方の世界では「花粉症」という病名はありません。

体質的に「おなか」の冷えっぽい体質の方、「胃内停水型」と言って、胃の部分をたたくと「ぽちゃぽちゃ」と振水音がするような体質の人にアレルギー性鼻炎が非常に多いことが特徴です。

目がかゆくなったり、せきが続いたり、皮膚がやたらかゆくなったりするのも、共通点があります。

東洋医学ではこれらを総合して「水毒現象」から起因する一種の「やまい」と解釈しています。

→ 「病院の薬には副作用がある。だから私は漢方を飲む・・・。」という人がいます。

これは大きな間違いで、かえって鼻炎症状が悪化し、蓄膿症に陥ることもあります。

急性症状、激しい症状の場合には漢方薬にも限界があります。

夜も眠れない症状でしたら、当初は病院の治療が必要となります。

それと、並行してこの際、自身の「環境整備」もよく心がけてください。

 「環境整備」とは、自分の部屋の清掃、帰宅時の洗髪や衣類の交換。「ほこりや花粉」と少しでも隔てる努力が必要です。

もちろん外出時に「花粉マスク」が必要なことは言うまでもありません。
さて、平素、口に入れる「し好物」をチェックしましょう。

これは大変重要です。最近の学説では、アレルギーを誘起する体質変化の要因に、食品添加物、ショ糖・果糖の過剰摂取があげられています。

ショ糖とは砂糖、精製白糖(グラニュー糖など)であり、ご承知のようにスナック菓子、缶コーヒーなどに多量に含有されています。

果糖はもちろん果実(みかん・ぶどうなど)、果汁ジュースでおなじみです。

これらの因子はアレルギーつまり「水毒」をも作り出す原因であるとも言われております。

万が一心当たりがあれば、一日も早く修正する必要があります。

さて、いよいよ本題の漢方薬のお話。

 

。。。と、その前に。。。今年は特におすすめしたい漢方があります。

こちらがそうです。花粉症のためにあるような漢方薬ですね。

名前は「鼻優S」と、言います。メーカーは漢方めーかーの大草薬品ですね。

 

 

いわゆる「鼻炎」に効くとされる漢方処方はいろいろあります。

しっかし。。。この鼻優Sのリピート率は類をみません。

花粉症の症状、個々の体質(証)により処方を決定するわけです。その処方のほとんどが「水毒」・「充血症状」を取り去るような配合となっております。

百パーセント生薬成分ですので、抗ヒスタミン剤のような「眠気」はきたしません。

運転中や仕事中にも安心して服用できます。プロたん個人もおすすめしたい処方です。

小青竜湯・・・・気管支炎、気管支ぜんそく、鼻水、うすい水様のたんを伴う咳、鼻炎

葛根湯加川弓辛夷・・・・鼻づまり、蓄膿症、慢性鼻炎

荊芥連翹湯・・・・・蓄膿症、慢性鼻炎、慢性扁桃炎、にきび

辛夷清肺湯・・・・熱感があり、痛みを伴う次の症状に用いる。蓄膿症・鼻づまり

麻黄附子細辛湯・・・・悪寒,微熱,全身倦怠,低血圧で頭痛,めまいあり,四肢に疼痛,冷感あるもの:感冒,気管支炎,咳嗽

以上の5処方がこの時期に概ね繁用されているようです。

個人の体質・現状況により、「証」の決定がややもすると変化しやすい季節でもありますので、少しでも自分に合う処方がわからない場合、遠慮なさらずに、専門の薬剤師にご相談ください。

スポンサーリンク