9月30日集計速報!我が店の小太郎漢方匙(さじ)倶楽部シリーズ人気ランキングと考察

   

saji201609

我が店の小太郎漢方匙(さじ)倶楽部シリーズの売れ行きと考察

pro3

7、8月と先月9月度は、多くのお客様が我が店舗にご相談においでになられました。感謝申し上げます。
10月度も積極的に、匙倶楽部商品をご紹介したいと存じております。
特に、秋は冬支度。そろそろお風邪などひかれてしまうお客様も早くもいらっしゃいますが、この時期こそ体調を整えて、冬将軍への準備をされてください。私生活にも積極的に漢方を取り入れられることを推奨いたします。

少しずつ何かが変化している昨今

漢方薬は食品と違って、「お薬」ですので、必ず疾病というものがつきもので、その年の流行り病、気候(温度・湿度)からも、販売状況に大きく影響いたします。
具体的に申すならば、本年の梅雨は極めて長く、高温多湿、精神的にも影響が及び腰痛・神経痛・神経症・うつ症状などのご相談が非常に多かったと振り返ります。
漢方薬は慢性疾患対応だから時節の流れや環境変化はあまり関係ないという高説も否定しませんが、漢方への初めてのアプローチは環境因子からの影響が極めて大きいと思います。体がだるい、よく眠れない。なんとなく不調でうつうつ。病院へ行っても特に悲観的な病理所見も見当たらず、医師からあまり相手にされない半病人(未病)の方の多くが環境からのストレスを多く受けております。

また、春の花粉症もそれなりにアレルギー疾患対応の漢方薬等、例年のように問い合わせこそ頂きましたが、何か間延びしたような状況が6月近くまで継続したのではないでしょうか。

販売方針

さて、このような錯雑とした状況の中で、小太郎匙倶楽部シリーズの漢方薬は、基本的には我が店舗内における漢方相談(健康相談)の中で、販売する形をとっております。

小太郎匙(さじ)倶楽部の特集サイト

小太郎漢方製薬の特別バージョン。人気の小太郎匙(さじ)倶楽部シリーズを網羅した専門サイトです。

また、当方のホームページを見て、全国から電話お問合せを頂き、担当薬剤師との対話の中で一定のプロセスを経て、郵送販売に至った諸事例もあります。
これらを全部集計し、7月~9月までの期間の販売数のランク分けをしたのが以下の通りです。

ユーザー志向の変革

昨年及び一昨年は、当業界では異例とも思えるほどの多くの処方が急ピッチにて小太郎漢方匙倶楽部から発売されました。

当時は、香砂六君子湯や柴芍六君子湯、滋腎通耳湯や滋腎明目湯、環元清血飲、杞菊地黄丸、紫根牡蛎湯などがひしめきあっておりました。
現在もなお、これらの製剤は漢方市場全体において引き合い多く、汎用になりつつありますが、本年に入り「婦人宝」、「甲字湯」などの発売により販売ランキングにも大きな変化が見られるようになったと思います。

環境や体質変化への対応スペクトル拡大

さらに周知の通り、気候変動なども重なり、本年の春からは、痛み(腰痛、頭痛、側胸部痛、肩背の硬縮等)を主訴とする症例多く、即応した方剤のご紹介が多かったと記憶いたします。
また、従来から懇意にしていた患者が65歳以上の老年(高齢者)となり、脳梗塞後遺症や心疾患対応の漢方の売れ行きなども高齢化社会の増大に反映していると考えています。

処方数が増えるということは、患者にとっても店主にとってもそれだけ「切り札」というか、選択肢が増えるわけで、実に喜ばしいことですが、反面、在庫管理も辛くなります。これって矛盾ではなく「宿命」とも言えますね。さて、本題です。昨年の同時期におけるランキングと比較しましたが、大きく塗り替えられました。

【小太郎さじ倶楽部シリーズ・販売ランキング15】7月1日~9月30日

90包を1個、500gを2.5個、錠剤は(大)を1個として換算(プロドラッグ商品本部集計)

柴胡疎肝湯が堂々1位。それも2位を大きく引き離し、ダントツ。この8月、9月には田中店長が実施している実店舗の「ご婦人漢方相談(レディス漢方)」におきまして、推奨してきた流れがありまして、文句無しの1位でした。また、ここには記載していませんが、ウチダ和漢薬の桂枝茯苓丸(小粒・500g)と併売しており、アルミ分包入りの桂枝茯苓丸と合わせて集計すると、多分、丸剤の部門では弊社の記録更新であると思いました。

なお、人気の丹参製剤である「環元清血飲(かんげんせいけついん)」は期待を寄せていたのですが、これは当店の開店以来からの根強い商品「ウチダの生薬製剤二号方」の人気度に圧倒された感じで、15位圏内から脱落しました。個人的には環元清血飲をよくご紹介してきたつもりなのですが、「二号方」は特売も拍車がかかって先月はよく売れました。

新アイテムでは、やはり女神散(にょしんさん)が急浮上しました。多分リピーターを含めると年末までには2位に入るかも知れません。男女に人気です。玉屏風散は、毎年11月から急増し、年が明けて感冒の本格的時期と正月疲れが重なり1月度がほぼピークとなるでしょう。

●1位 柴胡疎肝湯(さいこそかんとう)

ストレスなどによる肝気鬱結(かんきうっけつ)。
体力中等度で,胸腹部に重苦しさがあり,ときに頭痛や肩背がこわばるものの次の諸症:
腹痛,側胸部痛,神経痛
http://www.protan2.com/kota2005/archives/700

●2位 きゅう帰調血飲第一加減(きゅうきちょうけついんだいいちかげん)

男女を問わず、虚血、うっ血などを伴う循環器疾患や下肢静脈瘤などに用いられる。
体力中等度以下のものの次の諸症。ただし産後の場合は体力に関わらず使用できる。
:月経不順,産後の体力低下,血の道症

月経異常、子宮筋腫、子宮内膜症、更年期障害、血の道症など婦人科疾患にも広く応用される。また、頭痛、肩こり、耳鳴り、動悸などを訴え、血の巡りが悪く冷えているタイプに広く用いられる。

●3位 女神散(にょしんさん)急上昇中です。
体力中等度以上で,のぼせとめまいのあるものの次の諸症:産前産後の神経症,
更年期障害,月経不順,血の道症,神経症

女神散は、我が国、江戸時代の名医、浅田宗伯(あさだそうはく)先生が婦人の血の道症によく効くことから命名した漢方薬です。特に、血の道症、更年期障害などによる不快な症状を和らげる処方として著名です。

●4位 清上けん痛湯(せいじょうけんつうとう)

体力に関わらず使用でき,慢性化した痛みのあるものの次の諸症:頭痛,顔面痛

最近多くなっているのが顔面痛です。 原因不明の三叉神経痛が多いのですが、 虫歯や副鼻腔炎から誘発される顔面の痛み、 帯状疱疹後神経痛のように三叉神経に沿って痛みが出るもの、 外傷後の顔面痛などがありますが、 特に突発的に起こる顔面痛はQOL(生活の質)を著しく低下させます。

●5位 蘇子降気湯(そしこうきとう)

体力虚弱で,足冷えや顔ののぼせがあり,息苦しさのあるものの次の諸症:
慢性気管支炎,気管支ぜんそく

蘇子降気湯(そしこうきとう)の用い方以前「長引く咳に蘇子降気湯(そしこうきとう)」というテーマで書かせて頂いた記事がありました。今夜は、この蘇子降気湯について、今少し掘り下げてみましょう。その大きな理由は?全国的に大雪とはいえ、ここ関東近県

●6位 清心蓮子飲(せいしんれんしいん)

体力中等度以下で,胃腸が弱く,全身倦怠感があり,口や舌が乾き,
尿が出しぶるものの次の諸症:
頻尿,残尿感,排尿痛,尿のにごり,排尿困難,こしけ(おりもの)

どうもでございます。いつもアクセスを賜り感謝申し上げます。例により、小太郎漢方製薬さんの製品紹介でございます。前にも述べましたが、ここのところの小太郎漢方さんの新商品が目白押しでして、凄いことになっております。このスピードに現場でもプロたん

●7位 玉屏風散 (ぎょくへいふうさん)

虚弱体質、疲労倦怠感、ねあせに

この処方名のキーワードは、屏風(びょうぶ)という言葉です。 屏風(びょうぶ)は壁のように完全にものを遮断してしまうのではなくて、必要なものを通過させ、入ってはならないものをくい止める働きがあります。

●8位 滋腎通耳湯(じじんつうじとう)
体力虚弱なものの次の諸症:耳鳴り,聴力低下,めまい

発売されて久しいのですが、滋腎通耳湯(じじんつうじとう)のお問い合わせが最近多くなりました。リピーターが多いということは、変な言い方「何らかの手ごたえ有り」とも言えます。最近はそのような意味で人気、急上昇です。。腎虚に伴う耳鳴りや、精神的な原因で起こる耳鳴りなど「広範囲に効果」が期待できる滋腎通耳湯(じじんつうじとう)...

●9位 苓桂甘棗湯(りょうけいかんそうとう)

体力中等度以下で,のぼせや動悸があり神経がたかぶるものの次の諸症:
動悸,精神不安

「奔豚気病(ほんとんきびょう)」と漢方唐突ですが、かなりストレス溜まっていらっしゃいませんか?いや、少なからずもあるが、それほどでもない・・まあまあ・・・・というお客様は、どうぞスルーしてください。今日はそうではなく、かなり「ディープ」な状

●10位 延年半夏湯(えんねんはんげとう)

体力中等度で,みぞおちに抵抗感があって,肩がこり,足が冷えるものの
次の諸症:慢性胃炎,胃痛,食欲不振

延年半夏湯エキス細粒G「コタロー」は慢性胃炎の漢方薬のひとつで,足が冷える,背中が痛くてだるい,肩がこる,みぞおちがつかえて痛いなどを訴える時に用いるとよいといわれています。特に,足冷え以外の症状は,胃があるからだの左側に出ることが多い。このような条件を投与目標にして用いると,胃痛や胃炎に奏効する漢方薬です。

●11位 味麦地黄丸(みばくじおうがん)

体力中等度以下で、疲れやすく胃腸障害がなく、ときにせき、口渇があるものの
次の諸症:からぜき、息切れ、下肢痛、腰痛、しぴれ、排尿困難、頻尿、むくみ、
高齢者のかすみ目、かゆみ

体力中等度以下で、疲れやすく胃腸障害がなく、ときにせき、口渇があるものの次の諸症:からぜき、息切れ、下肢痛、腰痛、しぴれ、排尿困難、頻尿、むくみ、高齢者のかすみ目、かゆみ

●12位 抑肝散加陳皮半夏(よくかんさんかちんぴはんげ)

ストレスの発散ができず、神経が高ぶるタイプ。歯ぎしりなど。
体力中等度をめやすとして,やや消化器が弱く,神経がたかぶり,怒りやすい,
イライラなどがあるものの次の諸症:神経症,不眠症,小児夜なき,
小児疳症(神経過敏),歯ぎしり,更年期障害,血の道症

処方名の「抑肝」には,肝気が高ぶって怒りやすく,神経質で俗に疳が強いといわれるのを鎮静させるという意味があります。 もとは神経が高ぶってひきつけなどを起こす小児のために創られた処方です。 神経過敏や精神的な緊張で眠れない,あるいはイライラして落ち着かないとか,逆にうっとうしいなど,年齢によらず用いることができます。

●13位 大建中湯 (だいけんちゅうとう)

体力虚弱で、腹が冷えて痛むものの次の諸症:下腹部痛、腹部膨満感

冷たいものを摂りすぎたり、冷房の強い部屋に長時間いたりする訳ではないのにお腹が冷えて、痛んだり、張ったり、時に吐き気を訴えたりする方がいらっしゃいます。これらの症状は、お腹の環境が乱れ、緊張したり、弛緩したりする結果生じるお腹のトラブルです。そのような時に応用されるのが大建中湯 (だいけんちゅうとう) エキス細粒G「コタロー」です。

●14位 千金内托散(せんきんないたくさん)

体力虚弱で,患部が化膿するものの次の諸症:化膿性皮膚疾患の初期,
痔,軽いとこずれ
http://www.protan2.com/kota2005/archives/421

●15位 香砂六君子湯(こうしゃりっくんしとう)

体力中等度以下で,気分が沈みがちで頭が重く,胃腸が弱く,食欲がなく,
みぞおちがつかえて疲れやすく,貧血性で手足が冷えやすいものの次の諸症:
胃炎,胃腸虚弱,胃下垂,消化不良,食欲不振,胃痛,嘔吐

香砂六君子湯(こうしゃりっくんしとう)とは? 薬剤師のぷろたんです。 明日から気温がずっと下がるそうです。 服装に気を...

考察(まとめ)

pro3

漢方には、春夏秋冬は関係なく、ほとんど四季を通じて使用できる処方が多い。しかしこうして3か月毎に人気度を集計すると、季節の流れというか、その年の気候により随分と影響があるものと考えます。特に本年の7月は酷い湿気で、皆さんグロッキーのため、漢方など買い物する気すら起きなかったと、直接患者さんから伺いました。まぁここは一つ気を取り直して、夜長の秋に向けて「食欲と養生」の軌道修正をして頂き、冬将軍へのエネルギーを備蓄してください。匙倶楽部のご用命をお待ちしております。

2016年10月1日 店主敬白

sajiclub20151125

スポンサーリンク

sajiclub2016
【ご注文方法】ご注文は、小太郎漢方匙倶楽部の商品のため、メーカー意向により、当店の薬剤師又は登録販売者への直接のお電話注文となります。 カートに載せての販売はしておりません。ご希望のお客様はお電話をお待ちしております。「薬のプロたん」0428-25-8682(東京都・青梅市)

スポンサーリンク


当店の全国都道府県別の送料を一覧表としております。(2017年10月~)
参考サイト
お薬と言ってもセルフケアを目的とした市販の漢方薬です。ばあばは虚弱なもので、あまり強い薬は飲めません。そこで漢方なのですが、漢方の中でも特にマイルドな、かつ自身の体にフィットする方剤を専門家である薬剤師さんにお願いをしています。
【プロたんサイト構築について】(会社設立)「保険調剤(処方せん応需の保険指定)」と「漢方薬のご相談」。この業界では「二つの要素」は決して両立は無理との指摘のあった保険薬局の運営。これら「大きなテーマ」に挑戦すべく「プロたん薬局(プロドラッグ
スポンサーリンク