脳血管障害・脳腫瘍などによる脳浮腫(のうふしゅ)の漢方治療について

   

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脳血管障害・脳腫瘍などによる脳浮腫(のうふしゅ)の漢方治療について

さて、本日のテーマは脳浮腫(のうふしゅ)についてです。かなり重いテーマですね。

近年の高齢化社会が進み、脳外科領域の疾病が増加していることは、皆さまも周知の通りです。

脳梗塞、脳出血のような脳血管障害。そして1万人に1人と言われている脳腫瘍という疾病も、もはや過去のように珍しい病気ではなくなりつつあります。

怖い話ですが、これが高齢化社会の現実です。特に脳の疾病は概して「長患い」の事例が多く、これも今日の医療の進歩という皮肉な裏付けでもあり、明日は我が身と心(こころ)して疾病と向き合わねばなりません。よく当店の年配スタッフらにも話すことですが、脳疾患の場合には自身は全く動けない状況に陥るわけで、有事に備え、健康保険、医療保険、銀行通帳や入院時における病衣、タオル類、術後の腹帯の3点セットは示し合わせた引き出しにセットしてあるなど、同居家族との簡単な打ち合わせは必要と感じます。冒頭から嫌な話で恐縮ですが、どんなに健常人であろうとも脳疾患の場合には、一時は生活のすべてがストップします。これも多くの患者さんと相対して30年近くを経過してきた経験論ですので、ご理解ください。

【薬局でも発覚する脳血管障害・脳腫瘍】

当店は、開業以来26年間を経過しており。
通算しますと何万人、いや延べにすると数十万人とのご相談による「接触」があったわけで、現在もなお、継続しております。

(脳腫瘍)

体に、異変がある。頭痛が治らず、手足の痺れがある。
先日の雪かきが応えたのか、湿布貼っても治らないという72歳の男性。

何か良い漢方薬をと来店されたのですが、私の長年の経験と勘で、家族を至急呼び、最寄りの総合病院を受診させました。

案の定、「脳腫瘍」でした。検査の結果、浸潤性の悪性脳腫瘍。
高齢者のため、現在抗がん剤と放射線療法を実施し、経過観察中です。

このように、例えばこの26年間で、3人の「脳腫瘍」の患者が当店で発覚。それもご来店の初めてのお客様。10分ほど対話していて、「変だ」と
感じた患者です。

共通点としては、長年「頭痛もち」で市販の鎮痛薬でしのいでいた。

時折、目が回るので、メニエルの傾向があると思いったが、病院嫌いのため、近隣の整体所?へ通ったりマッサージをしてもらっていた。

片足が痺れとは違い、なかなか力が入らず、ぶらぶらしている感じであるが、また元に戻った。整体の先生から、骨盤矯正をしてもらったが、今度は右腕に痺れが出てきた。。
概ねこのような共通点がありました。

(脳梗塞をはじめとする脳血管障害)

ひどい頭痛と肩こりというか首を寝違えたらしく、「お父さんがこたつに入り横に寝ている」と、奥さんからお電話。漢方薬が欲しいとのこと。

本人を電話口に出し、私と話しをしている彼の発声と話し方を聞いていて、異常を感じ、そのまま私が「119番」へ通報し、総合病院へ救急搬送。

当人は、「病院へは行きたくない。」と怒っておりましたが、救急隊が到着時には意識を失っていました。

脳梗塞でした。

65歳の男性。定年退職後に再就職し、5年前に酷く疲れたと当店へ来店されていた馴染みのお客様です。現在予後のリハビリに通っていて、元気を回復し、当店の五苓散(ごれいさん)原末と、補中益気湯(ほちゅうえっきとう)を服用しております。

このような、緊急を要する高齢者の方は、過去毎年1人~2人は当店でも必ずいましたが、その頻度は、高齢化が進むにつれて増加の傾向です。(本年はすでに2人出ています)

【重篤な病理学的所見が見られない慢性的な頭痛、ストレス性の頭痛など】

当店では、一般的に「慢性頭痛」のご相談でおいでになられた場合。
病院にほとんど行っていない方。自称「医者いらず」を豪語されている方。まだまだこういう方、いるんですね。驚いてしまいます。
このような方には、一度人間ドックとか市の検診へ行って頂くか、とにかく病院の検査だけは一つの情報源としてご本人も確認して頂きたいのです。
その辺のご理解が足らないと、「漢方で全部治せねぇのか?」と、いきなり初回クレーマー。。
したがって、全く原因不明な頭痛の場合、漢方薬はお渡しできません。

病院検査を受診され、頭蓋内圧亢進や、他の病理学的所見が見られない時、(頭蓋内圧亢進が顕著な場合、病院では脳腫瘍を疑い精密検査に入ります)

つまり、悲観的な疾病が現状では無いと病院で診断された患者さんには主に以下の漢方処方を繁用としています。

釣藤散(ちょうとうさん)血圧高め。ストレス多く、眠りが浅い方の慢性頭痛。

よく出ているという意味はあくまでも当店レベルでの話であり、もちろん四季を通じての繁用処方のはずです。生薬の釣藤鈎(ちょうとうこう)を主薬とした素晴らしい処方で、ご存知のように各漢方メーカーが製造している割には、ご利用されている方が少ないのでは?・・・と思のは私だけでしょうか。

清上けん痛湯(せいじょうけんつうとう)顔面痛。三叉神経痛。片頭痛。
◎ズキンズキンと脈打つような強い頭痛、顔面痛、原因不明の発作的な眼痛など。

最近は、「清上けん痛湯」の証が多く、当処方は医療用には無く、遠くからもお求めに当店へご来店されます。以前は煎じ薬で対応していた時期もありましたが、現在では飲みやすい細粒剤が開発されています。効き目も感じ良いですね。

最近多くなっているのが顔面痛です。 原因不明の三叉神経痛が多いのですが、 虫歯や副鼻腔炎から誘発される顔面の痛み、 帯状疱疹後神経痛のように三叉神経に沿って痛みが出るもの、 外傷後の顔面痛などがありますが、 特に突発的に起こる顔面痛はQOL(生活の質)を著しく低下させます。

病院では、「ロメリジン塩酸塩、テラナス、ミグシス」という片頭痛治療薬が処方されますが、眠気がでてしまう方、高血圧治療薬を服用中の方、肝臓障害の方などには基本的には処方されませんので、どうしても漢方薬ということになります。

五苓散(ごれいさん)浮腫が起きやすいいわゆる「水毒体質」の方の慢性頭痛
いわゆる五味利水(ごみりすい)。

◎平素、強い鎮痛薬を飲んできた方には本来、このような副作用の少ない五苓散(ごれいさん)が最適なのですが、せっかく飲み始めても、2、3回飲んで効かないと中止する方も多いのです。そうではなく、根底から、鎮痛薬とは縁を切りたいと願う方、根気良く続けたいという方にだけ厳選し、推奨しています。特に解熱鎮痛薬は、日々常用していると副作用(低体温など)が将来発現する可能性が大ですので、常習者には注意をしております。(もっとも当店には解熱鎮痛薬の在庫ありません)

ウチダNO.30五味利水300包(100日分)

ウチダ和漢薬の社運をかけて開発した経緯もあり、良質の素材、品質は特上の出来栄えであり、300包ははっきり言って高額です。ただ、「質」を重視するお客様にはぜひ推奨したい逸品と考えています。価格は、プロたんで可能な限り値引きご奉仕しております。

【脳血管障害・脳腫瘍による脳浮腫(のうふしゅ)に五苓散(ごれいさん)】

(病院による治療について)

病院における脳外科の対応については、詳細記述は避けますが、おおまかに言って

①外科治療(手術)
②放射線療法
③薬物治療(抗がん剤、各種点滴、または経口投与)

以上の、3点が中心となります。
①外科治療については、例えば脳卒中時の患部や血栓または出血の状況、または脳腫瘍の種類、部位、進行、患者の年齢や他の疾病の有無等により、
個々に違ってきます。

②は温存療法としての放射線治療は益々進化しており、ターゲット治療にて病巣のみ焼くガンマーナイフ、重粒子線治療、リニアック(加速器)など高度な技術、精度の高い機器を駆使した治療がなされるようになりました。

③薬物も進化発展しております。脳腫瘍の分野ではテモゾロミド(テモダール)※のように星状細胞腫の悪性度の高い脳腫瘍の治療にも利用できるようになりました。

テモゾロミドは経口投与可能な抗癌剤である。

アルキル化剤に属し、初発・再発の星状細胞腫の悪性度の高い脳腫瘍の治療に用いられる他、海外では悪性黒色腫の治療にも用いられる。 又、承認外用法として乏突起神経膠腫の治療に、旧来の忍容性の低いPCV療法の代わりに用いられている国もある。

出典:ウィキペディア

(漢方療法)

今まで、あまり使用されてこなかった五苓散(ごれいさん)が臨床の現場でここ近年になり非常に多く用いられるようになりました。
五苓散は脳浮腫に対する漢方として注目されるようになったのは最近のことです。

たとえば、脳腫瘍による脳浮腫には、原発性あるいは転移性に かかわらず、浸透圧利尿剤よりもステロイド剤が有効 とされてきたのが定石でした。
しかし、ステロイド剤は浸透圧利尿剤 と同様に高血糖を惹起するため、糖尿病患者には使用しにくい弱点があります。

また、ステロイド剤の長期投与は副作用も視野に入れての投薬となります。

そこで浮上してきたのが、副作用のほとんど少ない五苓散(ごれいさん)。さらにステロイド剤がなかなか用いられない時に代用として、柴苓湯(さいれいとう)も現在、最も注目されている漢方処方と言えます。

五苓散

【五苓散】原典: 猪苓(ちょれい)・沢瀉(たくしゃ)・茯苓(ふくりょう)・白朮(びゃくじゅつ)・桂枝(けいし)

※原典と比較するに日本の漢方は白朮(びゃくじゅつ)ではなく蒼朮(そうじゅつ)で代用しているメーカーも散見する。
※蒼朮(オオバナオケラ)は、性味が辛烈で・燥散の性質が強く、補益力が弱い。
※白朮(ホソバオケラ)は、微辛でやや苦味があり・発散よりも補益力の方が強いので、健脾に適している。

●当店で取り扱っている「五苓散」の漢方製剤はこちら

【効能・効果】

一般用医薬品(市販薬)

体力に関わらず使用でき、のどが渇いて尿量が少ないもので、めまい、はきけ、嘔吐、腹痛、頭痛、むくみなどのいずれかを伴う次の諸症:
水様性下痢、急性胃腸炎(しぶり腹のものには使用しないこと)、暑気あたり、頭痛、むくみ、二日酔

医療用医薬品(病院用漢方製剤)

浮腫、ネフローゼ、二日酔い、急性胃腸カタル、下痢、悪心、嘔吐、眩暈、胃内停水、頭痛、尿毒症、暑気あたり、糖尿病

水毒傾向が顕著であり、回転性の難治な「めまい」の方、ぜひ 沢瀉湯(たくしゃとう)をお試しください。1日 3回、きちっと服用ください。基本的には体力中等度の方が対象ですので、概ねどなたにでも服用が可能の処方です。当店では元気のない虚証の方にも処方することもあります。

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【ご注文方法】ご注文は、小太郎漢方匙倶楽部の商品のため、メーカー意向により、当店の薬剤師又は登録販売者への直接のお電話注文となります。 カートに載せての販売はしておりません。ご希望のお客様はお電話をお待ちしております。「薬のプロたん」0428-25-8682(東京都・青梅市)

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当店の全国都道府県別の送料を一覧表としております。(2017年10月~)
参考サイト
お薬と言ってもセルフケアを目的とした市販の漢方薬です。ばあばは虚弱なもので、あまり強い薬は飲めません。そこで漢方なのですが、漢方の中でも特にマイルドな、かつ自身の体にフィットする方剤を専門家である薬剤師さんにお願いをしています。
【プロたんサイト構築について】(会社設立)「保険調剤(処方せん応需の保険指定)」と「漢方薬のご相談」。この業界では「二つの要素」は決して両立は無理との指摘のあった保険薬局の運営。これら「大きなテーマ」に挑戦すべく「プロたん薬局(プロドラッグ
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