貧血傾向で動悸、めまい、息切れを伴う方に連珠飲(れんじゅいん)が良い。

   

薬剤師プロたん

いつもアクセスを賜り感謝申し上げます。

ここのところ引き合い多く、実店舗においてもご婦人の方々のみならず男性客からもお問合せのある漢方処方の連珠飲(れんじゅいん)。

最近は小太郎漢方さんのエキス細粒Gシリーズにも当処方が追加され、そのお申し込みが一気に加速しています。

【連珠飲(れんじゅいん)とは?そのルーツは?】

連珠飲(れんじゅいん)という処方は、江戸時代の名医「本間棗軒」(ほんまそうけん)の経験方であり、苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)と四物湯(しもつとう)を合方したものです。

※名医「本間棗軒」(ほんまそうけん)
苓桂朮甘湯及び四物湯は、漢方にご興味のある方ならご存知の方も多く、著名な漢方処方にて、現在国内の漢方メーカーのほとんどが取り扱っている繁用処方です。

ところが、連珠飲(れんじゅいん)に関し、漢方エキス剤を製造しているメーカーがほとんど無く、当店では苓桂朮甘湯、四物湯の2つの製剤を同時服用する形で推奨してきた経緯がありました。

連珠飲(れんじゅいん)は苓桂朮甘湯、四物湯の双方の効果を期待できる優秀かつ便利な処方とも言えます。

一口に言うと、苓桂朮甘湯は水分(水毒)、四物湯は血分(血虚)、この2つにわたる症状を改善いたします。

本間棗軒の『内科秘録』には「血虚、眩暈、心下逆満し、発熱、自汗、婦人の百病を治す」と記述されております。

貧血傾向で動悸、めまい、息切れを伴う方に連珠飲(れんじゅいん)が良い。

【処方構成と効能】

前述したように、本方は苓桂朮甘湯と四物湯との合方です。

当帰(とうき)、芍薬(しゃくやく)、川きゅう(せんきゅう)、地黄(じおう)は四物湯で、全身の栄養状態を改善して、血の循環を促進し、血虚を治します。

桂皮(けいひ)、甘草(かんぞう)の組み合わせは気の上衝を引き下げ、茯苓(ぶくりょう)、白朮(びゃくじゅつ)は頭痛、めまい、動悸、耳鳴り
なとの原因にもなる心下の水毒を取り除きます。

【当店の一事例紹介】

年齢:40代 女性(あきる野市在住)虚証~中間型タイプ
白舌苔、中肉中背、専業主婦、胃腸虚弱、貧血傾向、めまい、頭痛、時折動悸あり
息切れなどの不安もあり、運動に対する意欲低下

処方:四物湯から→ 連珠飲へ変更

従来から貧血傾向にあり、最寄の病院で鉄剤の投薬を受けていたが、どうしても鉄剤が合わず(胃痛、吐き気など)、近隣の某薬局へ相談に行く。

四物湯を薬剤師から紹介され、三ヶ月ほど服用したところ、体の冷えや貧血の状態が明らかに改善していることと、何よりも嬉しいのは、漢方は鉄剤のような服用後の気持ち悪さが無いとのことです。

しかしながら、随伴症状の頭痛やめまい。さらに時折起きる原因不明の動悸などが、どうしても気になり、友人のご紹介で、ご主人同伴のもと青梅市の当店プロたんへ来店された次第です。

問診後に、連珠飲(れんじゅいん)をご紹介し現在の四物湯からスイッチするようにアドバイスし、試しにと1ヶ月分のエキス細粒剤をご購入されました。

その後は、顔色もすっかり良くなられ、頭痛、めまい、動悸などの頻度が明らかに少なくなり、現在継続投薬で連珠飲は3ヶ月目に入ろうとしています。

私生活の面でも、今までにない意欲が湧き、ご主人とウォーキングに興じるなど体調改善にも拍車がかかったようで、4ヶ月目の状態をみて離薬も考慮する段階に入ったようです。

【連珠飲のエキス製剤ご紹介】

連珠飲は現在、小太郎漢方から発売されている連珠飲(れんじゅいん)エキス細粒G「コタロー」を取り扱っております。
詳細についてはこちらをご参考ください。

症状に覚えのある方は、まずは1か月分からお始めください。

こちら→ http://www.protan2.com/archives/16017

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